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2004.03.10

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

スピルバーグ監督のこの作品,映画館には観にいかなかった。『A.I』『マイノリティーリポート』とハズレの作品が続いたからあまり期待してなかったのだ。今回はスカパーで観た。
予想に反して良い作品だった。トム・ハンクス,ディカプリオという演技派の共演が目玉だ。ディカプリオは演技が下手だとの声もあるが,僕はそう思ってない。トム・ハンクスは語るに及ばず。
テーマは『家族愛』。ディカプリオ演じる主人公は,負債のため離散した家族を元どおりにしようと,小切手詐欺を思いつき,大胆な手口で犯行を続ける。それを執拗に追いかけるFBIがハンクスの役。ディカプリオの主人公は,詐欺で騙した彼女と本気で結婚して家庭を作ろうとしたり,毎年クリスマスイヴにハンクスのFBI捜査官に電話をかけたりする。自分が無くした家族愛を取り戻したいのだ。追いつ追われつの逃走・捜査を繰り返すうちにハンクスとディカプリオの間にも『家族愛』のようなものが芽生える。ラスト近く,社会復帰したディカプリオは再び逃走しようとしたのだが,ハンクスに見つかる。だが,ハンクスは捕まえようとしない。ディカプリオが必ず戻ってくるという自信と確固たる愛情があったからだ。本当の意味でハンクスが亡くなったディカプリオの父親代わりになったわけで,このシーンにはジンとくる。そしてディカプリオは戻ってくる。自分を愛してくれているハンクスの元へ。ここでまたキュンとくる。
スピルバーグはこういう人間愛をテーマをこつこつと描ける人間性豊かな監督だったのだ。これからも,SFX作品だけでなく,こういうシンプルでも感動できる映画を作ってほしいと願う。

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