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2004.07.03

スパイダーマン2

新宿プラザ。
サム・ライミ監督。トビー・マグアイア主演。
さすが220億円もかけた大作,これはおもしろい。映画館ではエンドクレジットで拍手が起きていた。こういう場面に遭遇することはそうない。
この作品をおもしろくしているのは,トビー他の役者達の演技力の成長である。もちろん格闘シーンやCGの出来もすばらしいが,単なるヒーロー物になっていないのは,トビーやMJ役のキルスティン・ダンストの演技力によるところが大きいと思う。ハリー役のジェームズ・ブランコも存在感が増している。今回トビー演じるピーターはヒーローであり続けること,そしてMJとの関係にとことん悩む。こういうヒューマンな部分がしっかり描かれてるところがこの物語の芯になっているのだ。
電車上の格闘シーンは新鮮で驚かされる。そして,素顔を見せ,ボロボロになりながらも市民を守ろうとするスパイダーマン。それを守ろうとする一般市民。『誰にも言わないよ』ってセリフは実にアメリカ的でおもしろかった。その他にも随所にアメリカンジョークが散りばめられていておもしろい。遊び心が効いている。割と重いストーリー展開とは対照的にこういうところもきちんと作りこまれているのがうれしい。
パート1を観て,アクションシーンはこれを超えるのは難しいと思っていたが,2でもあきさせない。パワーダウンしていないところがすごい。MJとの関係にも,きっちりと結論付けてくれたところにも拍手。スパイダーマンは,生身の人間で決して『スーパー』でないところが日本人の心をくすぐるのかもしれない。
2007年にはパート3も予定されているそうだ。今から楽しみである。もっと驚かせてくれる作品にしてほしいと願う。

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