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2004.07.24

恋愛小説

渋谷シネ・ラ・セット。
森淳一監督。玉木宏,池内博之主演。
火曜日に会社が休みだったので,休日では行ったことがない(人がとても多そうで)あこがれの渋谷の映画館に映画を観にいくことにした。渋谷らしいミニシアターを,ということで,なんと40席しかないこの映画館をチョイス。本当に小さくてびっくり。作品は,なかなかの佳作であった『Laundry』の森監督ということでチョイス。WOWOWのドラマWで去年放送された作品の劇場公開。
宏行(池内)は法学部の大学生。偶然再会した大学の知人聡史(玉木)に遺言書作成のアルバイトを頼まれる。ある日,聡史は自分を死神という数奇な運命と,恋人瑞樹(小西真奈美)と過ごしたかけがえのない日々を宏行に語りだす。
死神と呼ばれる自分の人生に臆病になる聡史に瑞樹は大きな包容力と愛でやさしく向かい合う。数々の二人のエピソードが胸を打つ。瑞樹役の小西真奈美が純粋で気持ちが真っ直ぐなヒロインを好演。元気いっぱいの彼女が,癌に侵され結局は死んでしまう。彼女の魅力がいっぱいに詰まった印象に残る演技だった。
彼女の死以来,引きこもり死を考える聡史。それで遺言状を書くことに。それに気付いた宏行は,自殺用の睡眠薬を全部彼の家から持ち帰ってしまう。そして彼も,死神の不思議な力にとりつかれて…。
さわやかなラスト。きっと瑞樹の大きな愛に気付き,聡史は死を選ばず生を選んぶのだろう。そして,彼の死神と呼ばれる運命も,宏行が行き続けることで終止符を打つのだろう。
TVでは観れなかったけれなかったし,そんな大作ではないけれど,なかなかの佳作だった。玉木宏があんなに落ち着いた感情がこもったいい演技ができるとは思ってなかった。小西真奈美の笑顔の魅力にも脱帽。ちょっとした発見のあった作品となった。

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