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2004.07.31

U23日本対ベネズエラA,4-0

結果は4-0で快勝。最後の壮行試合としては最高の結果になった。だが,手放しでは喜べない。今回のベネズエラははっきり言って弱かった。DFラインは深く守っているのに,全体にコンパクトになっているわけではなく,ボランチとの間に大きなスペースが空いていた。チェックも厳しくなく,容易にパス回しができる。大久保の先制点で一息ついたが,それまでは日本は相変わらずシュートまで持ち込むまでに四苦八苦している状況。先制するまでの出来自体はあまり良くなかった。それだけに大久保の先制点は効いた。それまで消えていた松井からのアシスト。すばらしい形のゴールだった。やはり生で観ているとこのチームにはシンプルな中盤でのパス回しはない。それをやろうとしているのは浩司くらいで,あとは1発のロングパスか個人技頼み。組織的な崩しは苦手なようだ。後半,ベネズエラの動きが止まり,ほとんど自由にボールが回せるようになる。平山の2点目のゴールは本人には相当自信の回復になっただろう。ここでも松井がアシスト。流れの中ではほとんど消えているのだが,今日の松井はピンポイントで仕事をした。田中達が入って攻撃が活性化した。FWのチョイスは難しいが,田中達はやはり軸に据えるべきではないだろうか。平山はポスト役になりきれてるわけではなく,得点力を考えれば,田中達の方が上だろう。交代出場した高松のダイビングヘッドもすばらしかった。ま,あんなどフリーでは決めてもらわなければ困るが。松井が下がって浩司がトップ下に入り,交代の石川が右サイド,駒野が左サイドに入る。左サイドは,冷静に観れば,攻守の切り替えのタイミング等は,浩司より駒野の方が上だ。だが,今日の浩司は左に固定されていたわけではなく,自分から,中や逆の右サイドまで走りまわってパスを散らしていた。何回かあったシュートチャンスに横パスを選択していたのは不満だが,浩司の出来自体は悪くない。むしろ全体の動きから観れば,浩司をトップ下で使った方がおもしろいと思った。阿部はあまり目立たず。チャンスの時のFKは魅力だが,ボランチとしての能力は小野の方が上か。右サイドの徳永は良かった。だが,サンフサポとしてはやはり駒野をここで使ってほしい。GKの交代で林が出てきたのはよくわからない采配。モチベーションの維持の目的もあるのだろうが,黒河の心境やいかに。DFは那須,茂庭は問題なし。トゥーリオは相変わらずはちゃめちゃオーバーラップを連発してた。やめってって,というかやめろ。強豪相手にあんなことやってたら,即やられる。
で,サンフサポの僕の考えるスタメンはこれ。ここまで来たら,チームにフィットするかよくわからない小野を入れるのは疑問に感じるが…。浩司がスタメンで出ると仮定してのメンバー。やっぱ3-5-2で浩司トップ下でしょう。

       田中達    大久保
駒野         浩司         徳永
       小野      今野
     那須    トゥー    茂庭
           曽ケ端

こう観ると,当落選上にいるには実は浩司だったりするわけで。松井よりはいいと思うけどなあ。左サイドで使うなら,トップ下の選手との頻繁なポジションチェンジを希望。その場合は,右サイドが駒野になる(実にサンフ的)。
昨日は,なぜか僕の周りはサンフサポと思われる人が多く,浩司,コマを応援するコールが多かった。五輪記念Tシャツの浩司の7番を買おうとしたが売り切れだった。残念。
五輪本番は今日のようには勝てないだろう。現実は厳しい。鍵は,平山の出来とトップ下に入る選手にかかっているような気がする。小野はそれなりにやってくれそうだから。頼むからロングボール放り込み攻撃はやめてくれ。壮行式のコメントで山本監督はかなり大口をたたいていたが,この人は本当に何考えているのかわからないのが怖い。今になってやっと現実的な采配をするようになったとは思うが,本番では3人しか交代枠はないのだぞ。本当に頼みますよ,山本監督。
そして,頑張れ,浩司,駒野!

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