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2004.08.07

キング・アーサー

新宿ミラノ座。
アントワン・フークア監督。クライヴ・オーウェン主演。
従来のアーサー王伝説とは違う新説に基づいた新たなアーサー王伝説。
僕はアーサー王伝説についてはほとんど知らない。聞いたことがあるのは『聖剣エクスカリバー』くらいか。そんな僕だからこの物語の設定にも何の違和感もなく入ることができた。
印象に残っているのは,湖の氷上での決闘シーン。これは発想が新しく見応えがある。どうやって撮ったんだろうと考えて感心してしまう。逆にラストのハドリアヌス城の決戦シーンはやや消化不良。やはり『ロード・オブ・ザ・リング』の特撮を駆使したド迫力の決戦シーンを観てしまった後では,正攻法であれを超えるのはかなり難しいと感じた。
それでもアーサーと円卓の騎士達との忠誠心というか友情には熱くさせられる。残念なのは,アーサー役のクライヴが民族間のアイデンティティと救世主としての宿命の狭間で苦悩する主人公を熱演しているのだが,もう少し観た目に強いカリスマ性が表現できていたらなと残念に思う。『最強の戦士』であるはずのランスロットがあっけなく死んでしまうというのも物足りない。もっと『最強』を観せつけて,アーサーを支えて生き残るか,壮絶な死を迎えるか,説得力のある展開にしてほしかった。ランスロットのこの映画での役割が中途半端になってしまったので,アーサーの存在にインパクトが与えられなかったのかもしれない。反対にヒロイン,グウィネヴィア役のキーラ・ナイトレイの強烈な存在感には脱帽。本当にこのコは19歳なのか。強い意志と希望を持つヒロインを静と動の感情たっぷりに演じている。アクションシーンの演技も文句なし。キーラにはこれからの作品のチョイス次第では,ハリウッド大女優の仲間入りも不可能ではないというオーラを感じた。
ああ,惜しむらくはランスロットの結末。このさじ加減次第でこの映画の感動度ももっと大きなものになったろうな。
それにしても,製作のジェリー・ブラッカイマーの才能はすごい。最近の作品には大ハズレがなくどれも及第点が与えられる。彼のプロデュース作品には今後も注目だ。

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