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2004.09.30

U20アジア最終予選,日本対ベトナム,1-0

予選突破を決めた日本は主力を温存モードで来た。平山とか兵藤とかその他とか怪我人が多いのが気になる。吉弘,一誠が先発。洋次郎はお休みだ。
ベトナム,ここまで勝ち星無しなのが不思議なくらい強い。中盤での寄せも速いし,ボール奪取も出来る。そこからのカウンターも鋭い。対する日本は平山がいないのが痛い。前線で起点が出来ないので,中盤からの押し上げが効かない。ベトナムは両サイドを徹底的に突いてくる。一誠が相手右サイドで与えたFK,GKが出たところをシュートされ,あわやゴールというシーンだったが,柳楽がなんとかかき出す。助かった。ベトナム,攻守の切り替え早い。縦へのスピードは日本を上回っている。前半はベトナムペースで終了。
後半立ち上がり,今日先発の森本がPA内にドリブルで切れ込むも,シュートではなくパスを選択。そこはシュートだろう。森本,もっと貪欲にゴールを狙ってほしい。渡邊圭二に代わりカレン。日本,攻めに来た。そんな中,右サイドに出たボールを渡邉千真が中央へクロス,ゴール前こぼれたボールを森本,今度は迷わずシュート。すばらしいゴールが決まる。日本はこの後,森本に代えて洋次郎イン。更にGKも西川から松井に代える余裕?をみせ,ベトナムの猛攻をしのぎ,なんとか逃げ切る。勝てて良かったあ~。
森本,あとの時間は消えていても一発を決めてくれる。あの決定力はさすが。あれが90分続いたら末恐ろしい。とりあえず1対1でもっと勝負できるようになることだな。
渡邉千真はもっとやってくれると思っていたけどな。今日のプレイでは平山には遠く及ばない。頑張れ。
日本,トップ下(今日は船谷)が弱い。展開力がない。兵藤もそんなにいいとは感じなかったが…。ここは課題だな。
サンフの3人は,吉弘は立ち上がり黄紙貰うも,あとはまずまず。一誠は今日は守備に追われて,ネパール戦で観せたような積極的な攻め上がりは観られなかった。洋次郎は今日は可もなく不可もなく目立たず。
日本,決勝トーナメントへ1位通過。準々決勝はカタール相手となった。サンフの3人はスタメンを目指せ。

最後に,テレ朝,中継なんとかしてくれ~。あまりにも醜くすぎる。CM明けに平気で10分もカットするし,選手交代は誰と誰が代わったのか伝えないし。これだけ酷評受けていても改善の余地が見られないのは,ある意味すごい。何言っても無駄だろうなあ。我慢するしかないかなあ。

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2004.09.29

浩司,駒野が練習復帰

今日の一番のうれしいニュースはこれでしょう。
駒野,『失明の危機』とか言われていたから,選手生命に関わる病気→数ヶ月単位での復帰は無理と考えていたので,本当に大したことなくて良かった。
浩司,オーバートレーニング症候群だったのか。好きな仕事でも,やり過ぎると病んでしまうのは何の仕事でも同じなんだなあ。1週間で復帰できて良かったよ。
次の鹿島戦,生観戦に行くので二人の姿が観たいものだが,ここは先のことも考えてぐっと我慢しよう。(2週間かけて調整できるし)
ゆっくり調整してよし。但し,試合復帰したら,勝利に向けてベストを尽くせ。

え~ん,ヴェルディ戦のビデオ観れないよお~。今日はこれからU20があるし…明日だな,これは。

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スウィングガールズ

シネクイント。
矢口史靖監督。上野樹里主演。
ごく普通の脱力系女子高生(山形弁をだらだらとしゃべる)達がひょんなことから,ジャズを演奏することになり,ビッグバンドジャズに挑戦するという物語。
HF中野編集長がハマってもう3度も観た(まだまだ行くつもりらしい)というオモシロソウな作品だ。いや実際に面白かった。いやはや痛快,爽快。観終わってこんなにすがすがしい,すっきりとした潔い邦画は久しぶりだ。
ストーリーはハチャメチャだ。吹奏楽部の落ちこぼれ男子生徒と脱力系女子高生16人がジャズをやる(やらされる)きっかけから,『それ,ありえんだろう』と突っ込み入れたくなるが,ハハハと笑って許せる。それは物語全体に『ジャズ(=音楽)って楽しいっ』って一本芯の通った気持ちが作り手側に入っているからだと思う。実際,この17人のGIRLS+A BOY達は,全員楽器は素人で,4ケ月も猛特訓して演奏をマスターしたとのこと。ラストの音楽祭のシーンでその成果が大々的に発表される訳だが,これが本当に素晴らしい。本当に吹き替え無しか?と疑いたくなるくらいに堂々と演奏しているし,ソロパートなんかちょ~カッコいい。観ている方もノリノリで(映画館にも関わらず)思わず演奏に合わせて手拍子しそうになった。この作品の良さは,映画館の大スクリーンと大音量で体感すべし。本当に心躍らされる(これってSwing?)。
スポ根的汗と涙で猛特訓なんてシーンは完全に排除されていて,『楽しいからとにかくジャズしたい』的ストーリー展開・演出が成功していると思う。基本的にコメディなので,笑いのポイントも多数。僕のお気に入りのシーンは,バイト先のスーパーのエレベーターの中でガールズ達がマネキンにディープ!キスしてるシーンと,山の中で松茸狩りの途中でイノシシに襲われ逃げ回るシーン。このイノシシのシーンのアイデアは本当に笑える。ストップモーションで,上野樹里ちゃんが恐怖で鼻水ダラ~(たぶんCG)と流している表情が最高だし,イノシシの上に女の子が落ちて退治するシーンはレントゲン写真なんだけど,実際にそのコのお尻のレントゲン写真だったり。細かいところにこだわりが観てとれて納得してバカ笑いできるのも楽しい。
矢口監督の前作『ウォーターボーイズ』は狙いがミエミエに感じて食わず嫌いで敬遠してしまい観ていない。主役を女子高生にしたところが,僕みたいなオジサンにはとっつきやすかったのかな!?製作にフジテレビがかんでいるので,どうせおちゃらけた映画だろうと思っていたが,さにあらず。この映画を薦めてくれた中野編集長にはお礼を言わねば。本当にありがとうございます。
主演の上野樹里はどこにでもいそうなちょっとお調子者な女子高生の役なんだけど,とにかくキラリと光るものがある。このコは主役を張るコだなあとつくづく思う(彼女が出演していたNHKの朝ドラ,てるてる家族は観ていない)。僕的には,脇役だった本仮屋ユイカがセカチュー(ドラマ)の智世とは全く違う役作りをしていながらもいい味出していて感心した。彼女もNHKの次の朝ドラのヒロインに選ばれたとのこと。このガールズ達から大物女優が何人育つか,というのもこれから楽しみなところだ。

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2004.09.28

U20アジア最終予選,日本対マレーシア,3-0

予選リーグ2戦目は,ホームチーム・マレーシアとの戦い。今日はなぜかネパール戦であれだけ活躍した一誠がスタメン落ちで,不出来だった洋次郎が出ている。洋次郎,チャンスをもらったのでこの試合は頑張りたい。前半2分,ゴール前,平山のポストプレイから苔口がシュート。早々と先制点。前半序盤,洋次郎あまり良くない。パスミス,キープミスでボールを失う場面が散見。視野が狭くプレイが軽い。マレーシア,縦へのカウンターが速い。日本,セカンドボールがなかなか拾えずポゼッションできない。平山が徹底的にマークされている。一方のカレンはネパール戦よりはボールに絡んでいるが,シュートまでは至らず。42分,右サイド,兵藤からのクロス,ゴール前で平山が競り勝ち,ゴール前へ飛び出した洋次郎がシュート。日本2点目。洋次郎,前半途中から落ち着きを取り戻し,動きが良くなっていた。あそこで上がってファーで待っていたところは勝負強い。このまま前半終了。
後半立ち上がり,右サイドに抜け出した洋次郎が中央へクロス,ゴール前の平山の頭にドンピシャもGKキャッチ。惜しい。洋次郎,中央でフリーになると迷わずロングシュートを放つ等,持ち味が出てきた。ここでカレンに代わり森本イン。平山が左サイドから中央へ折り返し,飛び込んできた洋次郎がトラップしたところを森本シュート。ゴールかと思われたが,なんと洋次郎がハンドで得点にならず。今度は右サイド中村からのクロスをファーサイドで待ってきた森本がシュート。今度こそ3点目。森本,運動量はないが,決定力はさすが。しかし,もっと勝負する姿勢がほしい。Jで衝撃的デビューを飾った時と比べ,少し小さく纏まってしまったような気がする。オーラが感じられなくなっているのは残念だ。洋次郎,中央で軽いプレイからボールを奪われファールで止めてしまい,FKを取られる場面があった。相手を背負った時のプレイ,判断に課題あり。もっと落ち着いて確実にボールを散らしてほしい。後半29分から小林に代わり一誠イン。一誠,今日も積極的なプレイでいい感じ。マレーシアの運動量も落ち日本がボールキープできるようになる。その後は,両者決定的な場面なく,このまま試合終了。日本勝利。予選リーグ突破が見えてきた。(というか,決定したらしい)
次のベトナム戦はもっと両サイドからの攻めがほしい。平山をターゲットにするのはいいが,徹底的にマークされているので,他の選手もゴール前まで上がって勝負したい。トップ下の選手がもっと頑張らないといけない。あとセットプレイで失点しないこと。流れの中でのこの3バックは安定しているので,この点だけは要注意。
次の試合は,スタメンから洋次郎・一誠コンビが観たいところだ。

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2004.09.26

誰も知らない

シネ・アミューズEAST。
是枝裕和監督。柳楽優弥主演。
1988年に巣鴨で起きた子供置き去り事件をモチーフにした映画。大好きな母親に取り残された4人の兄妹がけなげに,必死に生きようとする姿を描く物語。カンヌ映画祭で,主演の柳楽君が14歳で主演男優賞を受賞した作品。
4人兄妹は,別々父を持つ。戸籍もなく,学校にも行かせてもらっていない。長男の明(柳楽)を除いては,マンションからの外出も禁じられた閉塞的な生活を続けている。それでも,大好きな母親からの言いつけ,ルールを守り,つつましくも幸せな生活をおくっていた。しかし,母が新しい男と突然家出し,その小さな幸せも次第に壊れていく。それまで,母の元で,兄妹の父親代わりとして,生活を支えていた長男の明。しかし,そんな生活が長く続くはずはない。母からの連絡も途絶え,次第に明の傷ついた心は兄妹達の面倒をみることに疲れ,次第に4人の生活は荒れていく。母からの送金もないままで,光熱費の取立てが来るようになった。明は4人が一緒に暮らす大切さを改めて思い知り,もう一度兄妹達と向き合おうとする。そして,母との約束を破り,4人で外に出かける。初めての4人での開放的な世界。このあたりから物語に俄然輝きが増してくる。季節のうつろいと共に成長していく兄妹達。夏,電気も水道も止められ,公園で水汲みをしながら,暮らす兄妹。それでも,悲壮感はない。ある日,一人の少女と出会い,少女は4人の家に遊びに来るようになる。しかし,ふとした少女の行動が明を傷つけ,明は兄妹達につらく当たるようになる。妹と喧嘩をし,家を飛び出した明。ぼんやり眺めていた学校のグランドで声をかけられ,少年野球の試合に参加することになる。憧れのユニフォームに袖を通し,少年らしい笑顔で球を追う明。久しぶりの子供らしい時間。しかし,家に戻った明を待っていたのは,突然の末の『妹の死』…。
言葉に出来ない,涙も出ない悲しみ。しかし,受け止めなければならない現実。明は,妹の死体をスーツケースに入れて,妹が行きたがっていた空港に少女と共にモノレールに乗って向かう。飛行機が見える草原にスーツケースを埋葬する明と少女。埋葬が終わる頃,上る朝日を見つめる明と少女。少年時代との決別。大人への成長への時。象徴的な場面だ。明は決心する。残された家族を守る男になろうと。
少年から大人への階段を上っていく過程を丁寧に描いた物語。明の少年としての,傷つきやすさ,不安定な心,大人への成長を誓う強い決心を柳楽優弥が飾りのない等身大で演じている。彼の目の輝きが印象的ですばらしい。子供達だけで生きていこうとよりそうラストシーンの兄妹達の姿が胸に突き刺さる。涙がとめどなく流れるという感動とは別の,やんわりとした感動が得られる作品だった。

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U20アジア最終予選,日本対ネパール,3-0

いよいよワールドユースを目指す日本代表の戦いが始まる。初戦はネパール。確実に得点を積み上げて勝っておきたい相手。サンフからは高萩と高柳がダブルボランチとして先発。一誠,積極的なプレイで2得点に絡む活躍を観せるが,一方の洋次郎はパスミスが目立ち,後半途中で交代。次の試合の先発は厳しいかな。試合は無難に3-0で日本が勝利。この世代では,平山の存在感は頭抜けている。上の世代での世界の経験が活きているのだろう。サンフサポ的には,洋次郎・一誠,そして吉弘が試合に出てくれて勝ってくれれば,これほど嬉しいことはない。是非アジアチャンピオン目指して頑張ってほしい。

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2004.09.24

2nd.対新潟戦,2-3

行ってきましたよ,ビッグスワンへ。観てきましたよ,4万人のオレンジ軍団。すげー光景だな。これがJ1昇格後ホームで1勝もしていないチームへの応援なのか。サンフサポ的にはもう10年以上もお目にかかっていない光景だな。新潟のサポは根性あるな。ビッグアーチもこんなふうに満員になって紫一色に染まったら気持ちいいだろうなあ。今日はさすがにゴール裏ビジター席での観戦となった。あのオレンジの中に一人紫という根性はありませんでした。でも,紫も200人以上はいたな。
さて,試合。2-3で逆転負け。始まってすぐに茂木が点を獲ってくれて,『今日こそ勝てる』と確信したのだが…今のウチのダメダメ度は予想以上のものだったようで。あっさり追いつかれて余裕で逆転されてしまいました。4万人の新潟サポの喜びようはそれはもう優勝でもしたかのような大はしゃぎで…。相当へこみました。これでは勝てんわ。入替戦の準備をしていた方がいい。ウチ,アウェイ弱すぎ。アウェイサポの方々は根性ある。へたれ試合ばっか観ているにも関わらず,バスやら新幹線やらではるばる新潟まで来て(みんな今日こそ勝てると思っていたはずだ),またこんな試合を観せられた日には…ああ~寝られへん。ビデオ観てから観戦記書こうと思ったが,へたれ試合を観直す根性もなく。愚痴しか書けません。
今日は4-4-2で盛田・中山の2トップに右サイドに茂木を配する布陣で勝負。申し訳ないけど,元気がスタメンと判った時点で,今日はもうダメぽ…って感じだったな。実際に元気君,期待を裏切らないダメダメっぷり。トラップは出来ないし,キープも出来ないし,PA内でボールが来ても前を向かずにパスしてるし…。どフリーでヘディングシュートの場面も見事に外してくれるし。おいおい,はよ代えろ~。勝負せんFWはいらん。とか言ってるうちに逆転される。後半,徹底的に攻められていた茂木のサイドからだ。茂木,この試合が勝負という気合が感じられない。1点獲ったから安心してるのか,攻守の切り替えが異常に遅い。というかとぼとぼ歩いてて広大なスペースに漂っている。こんな緊張感のないヤツに大事な右サイドは任せておけん。駒野がいたら今日は楽勝だったのに…コイツも交代~と思っていたら,最後まで代えられることもなく…。
セットプレイから同点を許す。中山に代えて大木。でも,新潟に中盤を完全に支配されてDFラインがズルズル下がったまま。FWまでボールがまわらない。ついに逆転される。そのうち,ベットが負傷退場,交代でハンジェ。もうこの時点で負けを確信。流れが変わったのは前田が吉田に代わって投入された後半38分から。前田,局面で勝負して次々にチャンスを作り出す。これだよ,君達にないものは。高校生に出来てなんで大人の君達ができないっ。とか怒っているうちに試合終了。
決定力の差が勝負を分けたね。特にファビーニョの3点目はお見事。1失点目のイージーな失点が無ければなあ。とにかく今日のDFラインはダメダメだった。ズルズル下がって失点を食らってしまった。4バックでマンツーマンとはどういうことだ。中盤勝負のはずのウチが新潟あたりにチンチンにやられるとはどういうことだ。何よりもこんな大事な試合にダメダメFWを使い続けるとはどういうことだ。あー,何だよ,結局全部ダメダメなんじゃんか(泣)。
これで,いよいよ入替戦が現実味を帯びてきた。浩司,駒野に続いて今度はベットがリタイアか。マジ厳しい。唯一の希望の光は前田のみ。高校生に頼らなければならないところが情けないが,浩司がいない今,一番得点の匂いがするのが前田だ。とりあえず後半45分,誰よりも前田を使え。そしてもう元気は使うな。日曜は西河も黄紙累積でいない。2nd.失点が増えている。守備の再構築が必要。リカルドを徹底的に再教育すべし。というか今のままではリカがCBの4バックは無理。もう諦めた方がいいのでは。お願いだがら,もう夢を見ないで現実を見つめて勝つサッカーをやってほしい。勝たなければ明日はないのだ。もう『来年優勝争いをする』なんてホラは言わなくていいから,とにかく今年J1に残ってくれ。それには,アウェイでどんなにしょぼい試合をしても,ホームでは絶対勝て。次節は今年相性の悪いヴェルディだが,どんなに泥臭い試合をしても絶対に勝て。残りのホームの5試合全部勝つくらいの気持ちで行け。走り負けているということは気持ちで負けているんだ。とにかく2点獲られても3点獲り返すような試合をしてみろ。そして,こんなダメダメチームでも,愛し続けてくれるアウェイサポの方々にも,たまにはいい試合を観せてみろ。次のアウェイ,鹿島戦でまたしょぼい試合したら,マジキレるからな(懇願)。

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2004.09.23

今日の新潟スタ

満員ではありませんが7割がた埋まってます。サンフサポは200人くらいいます。と言っているうちに茂木が得点。観戦記は明日。pic_0029.jpg

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2004.09.20

イナフ

WOWOWビデオ鑑賞。
マイケル・アプテッド監督。ジェニファー・ロペス主演。
人もうらやむような幸福な結婚をした主人公スリム(ジェニファー)。娘も生まれ成長し,幸福の絶頂にあった彼女は,ある日,ふとしたことがきっかけで夫の浮気を知る。夫を問いただすスリム。しかし,それまで働き者で温厚な良い亭主であった夫が突然豹変,スリムに暴力を振るう。家庭内暴力だ。夫の隠れていた暴力的・狂気的な性格を知り,恐怖に怯えるスリム。友人の力を借り,なんとか娘と共に夫から逃亡するが,行く先々で執拗な夫の追跡が…。名前を捨て,なんとか新しい生活を手に入れたのだが,その幸せもつかの間。忍び寄る夫の魔の手…。怖い,怖い。
ここまでで1時間。なんぼ家庭内暴力がテーマでも,これであと1時間引っ張るのは無理だろう,と思っていたら,物語はどんでん返しの展開を観せる。夫の追跡を振り切って,藁をもつかむ思いで駆け込んだ弁護士事務所で,スリムは法律が自分と娘を守ってくれないことを知る。このままでは娘の親権は夫へ,そして,自分は夫に殺される。そう確信したスリムは,ある決心をする…。
ここでラスト30分。ここから今まで逃げてばかりだったスリムの逆襲が始まる。闘って,自分と娘の幸せを勝ち取るために。
しかし,このラストはいかがなものか。暴力に対抗する手段が暴力しかないなんて,やっぱり寂しすぎて説得力がない。いくらラスト30分のJ・ロペスがカッコよくても,納得がいかない。旦那はあんなにボコボコにやられているのに,自己防衛なんて主張できるのか。なんか論点がずれている気がする。物語はハッピーエンドなんだけど,観ている方は何か後味の悪い作品だった。

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今クールのドラマ最終回雑感

DVDレコーダー(2ch同時録画可能)を8月に買いまして,フル活用しながら,とにかく録りだめて時間のある時に観た。忙しい割りにわりとこまめにチェックできたと思う。(と言っても録ったままの番組がゴミのようにたまっているが)

東京湾景…韓国映画『ラブストーリー』の単なるパクリと思っていたら,もうひとひねりあったのね。でも,最終回がどたばたしすぎ。美香が突然記憶喪失になったかと思えば,急に記憶を取り戻したり…。ちょっとバタバタで落ち着かない最終回だった。感動も今ひとつ。残念。

ラストプレゼント…これも泣けたドラマ。最終回の歩ちゃんがいじらしい。『私,ママに毎日会いに行く。だから一日も長く生きて』。これが9歳の子供の言葉か。ラストプレゼントは,娘から母へのプレセントだったんですね。

南くんの恋人…最初はこんなもん観れるかあ,と無視してたけど,コメディではなく,少年・少女の心の内,思いやる心を描いた丁寧な作りに次第に引き込まれ,後半は観るように。ちよみが元の身体に戻らなかったのは意外だけど,それでもうまくハッピーエンドに着地させている。こういう恋愛が実際あったらおもしろいだろうな。

人間の証明…ラスト,真犯人に一気に迫る迫力に脱帽。恭子と棟居の対決は迫力あった。もっと二人の駆け引きを観たかった気がするが…。しかし竹野内,芸風変わったな。

バツ彼…小松江里子の脚本は好き。なんか現代版『男女7人』みたいで楽しかった。男女の設定年齢が上がっているのは,晩婚化が進む時代の現れ?このキャラの中では,中山忍のキャラが好き。特に最終回はいい味出していた。結局裏の人間の証明は録画して,こっちを生で観ていた。今クールで,一番楽しめた作品です。

世界の中心で,愛をさけぶ…別ブログで前述済み。文句なし,最高のドラマの一本。特別編は余計だったかな。

あとは逃亡者が来週最終回か。これも警察・病院が共犯の可能性が出てきて真犯人がわからなくなってきたし,永井はラストで警察に包囲されるし…。さて,最終回はどうなるのか。このドラマの途中でいろいろ裏切られて,結局全部観ることになった。

今クールの印象…もっと軽いタッチのドラマが観たくなった。そういう意味では,新月9の織田裕二主演のラストクリスマスには期待。共演の矢田亜希子には,ホットマン2に引き続き出演してほしかったが…。

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2004.09.19

2nd.対横浜戦,2-2

前節の惨敗を目の当たりにし,この試合が今季の鍵になる試合と思った。それに久保が移籍後,広島初登場となる試合。久保のサポに対する反応も観たかった。広島まで帰ろうかと最後まで迷ったが,結局TV観戦することにした。
マリノスの3バックに対し,サンフは盛田・カズ・浩司の3トップで対抗。序盤はサンフ3トップの出来が機能した。実は,前節の惨敗を受けて今季を振り返ってみると,盛田ワントップにカズ・浩司の2シャドーは『切り札』かな,と考えていた。前節に続き,前半早い時間帯で,マリノス・松田が退場。サンフ,数的優位に立つも,1対1の局面でマリノスの選手に競り負け,FKから坂田にヘッドで先制点を許す。マークが中澤につられ,坂田がフリーになっていた。その後も,マリノスにFK・CKを与え続け,奥に何度も危ない場面を演出される。サンフもコウタのサイドから崩しにかかる。そして,ゴール前の混戦からコウタ,なんと右足でロングシュート。ポストにあたりゴール。すばらしい弾道のシュートだった。更にベットからのCKをカズがヘッドで中央に折り返し,小村の頭にドンピシャで追加点,逆転。こんな早い時間帯で同点,逆転できるとは思っていなかったのでこれは絶対に勝たなければいけない試合と思った。が,ここからの試合はどうしても負けない,という気合のマリノスペース。サンフは中盤でのパスミスを奪われ逆襲を食らう。サンフの中盤の守備をかいくぐった奥やアンの突破を止められない。40分以降はマリノスに攻め続けられる。またどっちが10人か分からない試合になってきた。コウタとこの試合で復帰したばかりなのにキレキレの駒野をうまく使えない。3トップにボールもが入らない。両チームDFラインを押し上げ,コンパクトになった中盤のスペースでの勝負になるが,サンフはせっかくボール奪取してもパスミスを繰り返し,ボールを失う。マリノスの各選手,球際が強いし,キープ力もある。とにかく1対1で勝てない。このままなんとか前半終了。
後半,ハンジェに代わり外池。今日のハンジェ,パスミスが多かった。妥当な交代。3-4-3から3-5-2へ。カズがボランチに下がり,ベットがトップ下に入る。しかし,このシステムが機能しない。マイボールになると,とりあえずベットにボールを集めるのだが,すぐにマリノスに読まれて守られてしまった。また,ベットにボールを預けてもカウンターが怖くてボランチの押し上げが効かず,厚みのある攻撃にならない。ベットも縦への意識が強すぎ,両サイドをうまく使えていない。何度かあったチャンスはやはり両サイドをうまく使えた時だった。もたもた攻めるサンフをマリノスは待ってくれない。マリノス,遠藤に代えてついに久保を投入。ビッグアーチがもの凄いブーイングの嵐に包まれる。久保,今日は点獲らんでええから。マリノス久保を入れ,3トップとなり,更に攻めにかかる。そして,中央の上野が右サイドに開いた坂田へ展開。坂田PAライン沿いの抜群の切り替えしで中央へ。マークについたコウタ,一発で振り切られる。坂田,そのまま迷わずシュート。なんとこのシュートが素晴らしい勢いでゴール右隅に突き刺さる。下田,渾身のセーブも届かずの凄いシュートだ。同点を許す。ダメだ,このままでは今日も勝てない。今日の久保,動きはあまり良くない。ボールにほとんど触れないが,いるだけでも驚異の男。どうしても,久保にマークが引きずられてしまう。ボランチ2人が下がりすぎ,攻撃参加出来ない。サンフはなんとカズに代えて前田。前田のチョイス自体は悪くないが,カズを代えざるをえないところが痛いところだ。ここからサンフ,FK・CKを連続で浴びる。苦しい。またも坂田に右サイドを突破され,シュートを撃たれるが,今度は下田が執念のセーブで止める。サンフ,駒野に代えて八田,4バックへ。駒野,やはりスーパーな男だった。今日は,ゴール前まで何度も顔を出す等,抜群の攻め上がり。先制点に繋がった前半の軽いファールが唯一の残念な点だった。結局,サンフはこの後,盛田,前田がシュートを放つもゴールならず。またも数的優位を活かせず,ホームで悔しい引き分けに終わった。
王者マリノスに引き分け。しかし,これを良しとは考えたくない。現に今日,C大阪は市原に勝っている。10人のマリノスに勝てるチャンスを逃したのだ。ここで勝ち点3を積み上げられなかったのは痛いし,悔しい。やはり決定力のなさと選手層の薄さが響いた。マリノスが控えの駒に日本代表のエース,久保を持っているのに対し,サンフは高校生の前田とは…。前田の出来は悪くはなかったが,高校生が切り札とはいかがなものか。今日の3トップのチョイス自体は悪くない。序盤は機能していたし,流動的にポジションチェンジする3人にマリノスの3バックは混乱していた。松田の退場もカズの前への突破の意識から生まれたもの。ワントップにカズと浩司の2シャドー,しかし,これが今のウチの究極の形。結局,この形を自ら放棄した時点で勝ちはなくなったのかもしれない。ベットのトップ下の発想自体は悪くなかったが,これでカズの攻撃力が無くなってしまった。もともとベットは上下に激しく動きながらパスを散らしていた。トップ下に固定されることで,ベット自身がターゲットになってしまった。ベットとボランチ二人の間に距離が出来て押し上げも出来なかった。ベットは前線へパスを通そうとするけれども,受け手は2枚。ここで手詰まりとなってしまった。浩司の出来は悪かった。もっとシュートが欲しかった。浩司がスーパーにならないと,ウチは勝てない。カズも浩司もここまでの選手とは思いたくない。これからもサンフは森崎兄弟が仕切っていくのだ。そのサッカーで勝利を導かなければならない。まだ間に合う。二人にはここで立ち止まらずに上を見て向上していってもらいたい。もし立ち止まったとしたら,それがサンフの終戦宣言となるのだから。
さて,今日も打つべき手を打って勝てなかった。だから痛い。でも,この2試合で戦術のどこに問題があって,選手の誰に問題があるかが分かったはず。次の新潟に勝てないようだと,いよいよ苦しくなる。とりあえずの目標,勝ち点30まであと10点。早く勝って決めてしまいたい。終盤近くで入替戦争奪になると精神的に弱いウチには厳しくなるから。自分達のサッカーが出来れば,どことでもそれなりの戦いができる。あとは撃ち合いになった時の決定力。とにかくシュートを撃たなければ勝てない。若手FWの台頭が欲しい。今日の坂田の活躍と決定力を見習ってほしい。局面で勝負する姿勢を僕達サポに観せてほしい。新潟戦は生観戦予定。必ず勝て。

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2004.09.12

2nd.大分対浦和戦,1-4

昨日の惨敗を引きずり,暗い気分で過ごした今日一日。過去に自分が書いたブログを読み返しながら,いろいろと考えていた。そこにBSTV中継で現在首位のあの赤い軍団の試合があるではないか。そのサッカーを素に戻って勉強してみようと素直に考え観ることにする。ついでに今季ホーム最終戦あたりが入替戦切符争奪戦になりそうな気配の大分の視察も兼ねて。
で,結論。赤い軍団,何にも変わっていない。出た,『必殺エメ様こんなパスでごめん,後はお任せ~』攻撃!エメルソン頼み一本のつまらんサッカーをしている。大分,最初は辛抱強く守っていたが,1点獲られた時点で切り替えが出来ず,この攻撃のドツボにはまる。あっと言う間に4点獲られて試合は決まってしまった。後半,大分は気持ちを切り替え,中盤で繋いで崩していくサッカーを地道に続ける。赤い軍団,守備にまわるとほころびが見えてくる。中盤でパスカットできないので,ファールで止めてとりあえず逃げるといういつものパターンだ。ガチンコで勝負せい,それがJ1王者を狙うチームの戦い方か。大分の方がマジメな地に足のついたサッカーをしている。なんとか一発かましてほしいと思っていたら,マグノアウベスのすばらしいシュートが決まり1点返す。マグノアウベス恐るべし。ひたすらあの瞬間を狙うためにボールが来るのを待ってたって感じ。ツボにはまったら必ず決める,みたいな職人の匂いがする。大分戦に備えてメモっとこ。但し,このプレイの後ユニフォームを脱いで2枚目の黄紙を貰い退場となるようなお調子者であることも忘れずに。結局試合はこのまま終了,赤い軍団の圧勝に終わる。
赤い軍団,こんなサッカーでJ1王者になってはいかん。まだまだ修行が足らん。中盤からの展開がまるでないではないか。大分あたり相手に中盤で負けてるようなチームに王者の資格はない。ここは市原・横浜あたりに頑張ってもらって正統派パスサッカーに王者を死守してもらいたい。え,ウチっすか。1st.は互角の戦いをしましたけど,次はアウェイでしかも最終戦だし,優勝とか絡んできて地上波全国中継とかあった日には,地味なウチのカラーに合いません。とりあえず中盤で勝負して1点勝負に持ち込めるよう頑張ってみます。最終戦のチケットはゲットしてます。今からどんな修羅場になるか怖くて楽しみにしています。とか言いつつ,確か赤い軍団をJ2にたたき落としたのはウチだったよなあ。すっげー怖っ。

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2nd.対清水戦,0-3(続き)

結局,悔しくて眠れなかった。落ち着いてからビデオを改めて観たが,やはり絶望感はライヴの方が圧倒的に説得力があった。本当に手も足も出なかったのだ。10人の清水相手に。フォーメーションは目まぐるしく変わり,最終的には4-2-3になって必死に抵抗していた。しかし,決定的な場面を作るには至らず,逆にミスから痛恨の追加点を許し,悪夢のようなタイムアップを迎えることになった。サンフ側のゴール裏から飛んでくる大きな罵声とゴミ等の物。あの場にいたサンフサポなら誰もがそういう気分になったかもしれない。それくらい屈辱的な負け方だったのだ。広ビであんな試合をしたら,暴動とかになったかもしれない。全体の運動量で清水に完敗していた。『絶対に負けない』と信じる強い心が清水にはあった。勝ち慣れていないサンフの選手達の哀れな姿をさらす場となってしまった。
J1のレベルは2年前より確実に上がっている。優劣をつけるとすれば,『決定力のあるストライカー』がいるかどうか(C大阪のように決定力のあるストライカーを持ちながら勝てないチームもあるが)ということがまず一番に挙がってくるはずだ。チアゴをトップに据えてその下にカズと浩司を配するという4-3-3のシステムを標榜し迎えた今季だったはずなのだが,肝心のチアゴの怪我による長期離脱で,そのプランそのものが狂ってしまった。しかし,チアゴを越えろとは言わないが,新しい可能性を感じさせてくれるような若手FWが出てこないのはどういうことだ。他のポジションでは若手を飛び級までして使っているのだ。ここに来てなぜ使わない。昨日の大木の出来より劣るとしたら,ベンチにFW二人も置く意味がないではないか。使わなければ育たない。もう大木では手詰まりなのだ。大木は調子に波がありすぎる。そんな大木にサンフの運命を委ねることは出来ない。2年前は久保がいても失敗したのだ。このままではあの苦い過ちを繰り返すことになる。考えるだけでも恐ろしい。久しぶりに眠れない土曜日の夜というのを経験した。2年前も,何回も眠れない夜があった。特にほとんどの試合をアウェイ遠征した2nd.には。去年も勝てなくなった時期は眠れない夜があった。今年はどうなるのか。出来ればもう勘弁願いたいのだが(俺ももう歳だし身体に悪い,ホント)。

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2nd.対清水戦,0-3

日本平まで行ってきた。2年ぶりの日本平。2年前は雨の中でこぼこになったピッチの上で無念のVゴール負け。悔しくて泣きながら見上げた空に上がる花火が涙にうるんで見えたことを覚えている。今日はあの日の雪辱戦と思って観戦したのだが,結果は完敗。またも悔しい思いで花火を見上げることになった。
今日のサンフは3バックで来た。だが,立ち上がりからこの3バックはどこかおかしい。清水FWを捕まえきれなくて,ラインが簡単に崩れてしまう。清水はシンプルに中盤から両サイドへボールを供給。右の太田,左の高木に簡単に裏を取られる。カバーにリカルドが走るのだが,この時点で逆サイドががら空き。相手FWに誰もつけていない。決定的な場面を何回も作られた。清水のシュートミスに救われた。おかしなことで,戸田が退場になってからの清水が,やることがシンプルになってチャンスを作っていた。特に高萩のサイドを徹底的に突かれた。高萩,高木のスピードに全くついていけない。最初に高木に突破を許してから,守備の間合いが明らかにおかしかった。たぶん,高萩はパニック状態だったのだろう。右の太田もすばらしかったが,この高木という選手のスピードに今日はチンチンにやられた。結果,高萩は42分に西河と交代となり,サンフ4バックへ。高萩,無念。前半の最初はゴール前に迫る等,積極的な姿勢を観せていたのだが。結局この交代が今日の敗因と観る。前半は0-0で終わることが出来たが,清水に決定力があれば4点は獲られていた。サンフも前半序盤のチャンスを確実に決めておけば,戸田退場となったところで勝負がついていたのかもしれないのだけれど…。
後半立ち上がり,ベットからのロングパス1本で浩司が抜け出しシュートを外した場面が今日一番惜しかったシーンになった。まさかあれから一回も決定的な場面が作れないとは。浩司が右サイドに入ったことで,プレイエリアがゴールから遠くなってしまった。数的優位にあるのだから,浩司,カズ,ベットでパス交換しながら,局面打開出来たと思うのだが。今日は浩司の出来も今ひとつだった。とにかくサンフFWが全く怖くない。盛田は持てる力の全てでポストプレイをこなそうとしていたのは痛いほど分かる。だが,申し訳ないけどそれまでだ。彼はチアゴにはなれない。では,大木はどうか。今日の大木は『悪い』大木だった。全くボールに関われない。チームのみんなはまるで義務のようにマイボールになったらとにかく盛田に当てようとする。そこを狙われ,セカンドボールをほとんど捕られていた。大木がボールを呼び込む動きが出来ていたら,展開は変わったかもしれない。だが,当たりの厳しい清水守備陣の前に大木は埋没してしまう。なぜ大木に早く見切りをつけなかったのだろう。前を向いて個人技でシュートの撃てるFWを早く入れるべきだったと思う。4バックのラインは不安定。リカルドが右サイドに代わってからはそれが顕著になってしまう。小村,西河の作るラインは観ていて怖かった。リカルド,積極的に攻め上がるが,パスミスが多くカウンターを連続で食らう。まず吉田に代えてハンジェ。この交代の意図はよくわからない。それからやはり小村,西河のCBは小野監督から観ても怖かったのだろう。リカルドを落ち着かせる意味もあってと思うがリカルドと西河をまた入替える。しかし,リカルド気持ちの切り替えが出来ていなかった。自分でラインブレイクし,しかも致命的なパスミス。そしてファール,レッドカード,退場,PKで痛恨の失点。だが,まだこの時点では逆転可能だった。『大木を代えろ。田中を出せ』心の中で叫んでいた。でも,3枚目の田中のカードが切られたのはずっと後になってのことだった。結局,攻撃の形を作れないまま,終了間際に今度はカズのミスから2失点目を食らう。3失点目の時点では,もう選手達の集中力がキレていた。結局終わってみれば,0-3の完敗となってしまった。
今日の試合は,『自らの策に溺れた』敗戦と言えるだろう。まず,試合での入り方を間違ってしまった。清水の高木,太田にここまでやられるとは思ってなかっただろうが,3バックで試合に入った時点で,見極めの甘さが出たのではないだろうか。次に早々と高萩をあきらめてしまったこと。高萩にとっては今日は試練の試合となった。代表合宿から呼び戻してまで試合に使ったのだ。それをあの切捨て方では,高萩は潰れてしまう。あそこは,まず後ろを4バックにして高萩をサポートしながら攻撃の駒として残してほしかった。次に試合中のリカルドと西河のポジションチェンジ。思いとは逆にリカルドを必要以上に熱くさせてしまった。リカルドの自滅になったわけだが,リカルドだけのせいではないだろう。次に吉田とハンジェの交代。コウタは高萩を切ってまで,攻撃の核として一列前に残したはず。なぜあそこで下げてしまったのか。交代なら大木を代えてFWを入れてほしかった。最後に,最後まで大木に見切りがつけられなかったこと。あれならベンチにFW二人はいらない。誰が観ても大木がボールに絡んでなかったのは明らか。残り7分では,田中も結果の出しようもない。
今日,帰りのバスの中で清水サポの人とお互いのチームについて話ができた。『広島はFWがゆるい。負ける気がしなかった。』と言われた。ショックだった。1st.であれだけしょぼかった清水に完敗したのだ。でも,これは受け止めなければならない事実だ。これを改善し乗り越えていかないとこれからも勝てない。あらゆる手立てを尽くしながら,負けるべくして負けた今日の試合の結果は残りのシーズンを考えるとかなり悲観的にならざるをえない。このままでは勝てない。どのチームにも勝てない。大木,盛田に代わるFWを育てないと入替戦への指定席へまっしぐらだ。
育てるのか,勝ちにいくのか。いや,もうそんなことを言っている場合ではない。勝たなければならないのだ。小野監督は今その決断を迫られている。今日,ショックだったのは,勝ちにいって完敗したことだ。サポですらそうなのだ。選手達はなおさらショックは大きいだろう。いや,一番ショックなのは小野監督自身かもしれない。
来週は王者マリノス戦。久保とアンという強力2トップにどう立ち向かうのか。久保という最終兵器を失って,サンフは何を得たのだろうか。それを問われる一戦になる。

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2004.09.11

世界の中心で,愛をさけぶ(ドラマ,最終話)

いやあ,このドラマには毎回本当に泣かせてもらいました。よくあの本をここまでの世界に広げたな,と感心します。本当に毎回,涙ボロボロ流しながら観てました。サクとアキの悲恋だけじゃなくて,きちんと『生』と向きあい,『再生』していく過程を丁寧に描いてました。アキの骨を詰めたビンが割れてしまった時は,一体どういうラストになるのだろうって思ったけど,最終話できちんと着地させてくれました。これで本と映画で未消化だった部分が全て埋まりました。本と映画と比べても一番完成度が高いと思います。サクがアキのことをきちんと整理して新しい愛に目覚めていく姿に加えて,サクとアキの両親,とりまく人々の気持ちも丁寧に描いてくれました。だからこそ,サクとアキの想いがより高いところで昇華して,これだけの感動を与えてくれたのだと思います。久しぶりに見応えのあるドラマでした。たぶん僕の思い出に残り,また観たいとこれからも胸に刻まれるドラマになるのだと思います。ラストシーンも良かった。こんなに感動的なサクとアキの純愛物語に大きな拍手を贈りたいと思います。

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2004.09.09

W杯一次予選,インド対日本戦,0-4

いやあ,アウェイって本当に何があるかわからんなあ。停電なんてことあるんだ。あのまんま照明がつかなかったらと思うと…結果論だけどほっとするな。
前半はベタ引きのインドに苦戦。本山がもっと真ん中でボールを触ってから,トップへ,またはサイドへという攻撃が観たかったけど,サイドにばっか流れてるんだもんな。あれが戦術だとしたら失敗だよ。ま,先取点はその本山のサイドへの流れから生まれたんだけど。
後半はいい時間帯で小野のFKが決まった。あの2点目で勝負は決まっていたと思う。久保の登場は後半途中から。ここから本腰入れて日本を応援しだす。やっぱり久保がいる代表じゃないと気が抜ける。久保,腰が悪いわりには動きが軽い。苦手なはずのポストプレイもシンプルにこなす。中央,サイドとスペースを探してパスの受け手になっている。久保,丸くなったなあ。ボールを持ったら前を向いて勝負,という久保はもういないのかもしれない。3点目に繋がったサントスへのパスには大不満。あそこは自分で持ち込んでシュートでしょ。綺麗な流れで福西の得点になったけど,久保マニアとしては実に寂しい限り。あそこで豪快な左を観せてほしいと願っているんだよっ(きっと昔からの久保マニアの方々は同意してくれるはずだ)。しかもゴールデン地上波全国ネットだったのに…。金田さんも褒めてたけど,久保の本当の凄さはあんなもんじゃないってところを,バシッと全国の皆様に観せてあげたかった(マジで)。4点目はCKから宮本が押し込む。本当はこの形からもっと得点欲しかったんだよな。
さて,次は強敵オマーン戦。今日の結果で引分けでも良くなったってことはアウェイでも楽に戦えるってことか。ヒデは合流するのか。ヒデと絶好調の久保の絡みを観てみたいな。とにかく次は必勝!久保をスタメンで使え(とりあえず)。

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2004.09.05

LOVERS

新宿ミラノ座。
チャン・イーモウ監督。金城武,アンディ・ラウ,チャン・ツィイー主演。
中国・唐の時代。国を討とうとする盲目の踊り子に,二人の官吏。この3人を主人公に繰り広げられる武侠と愛の物語。
日本での中国映画として最高の興行収入を記録した『HERO』のスタッフ達が,アクションだけに終わらない新しい形の『愛』の物語を観せてくれる。3人の主人公達のだまし,だまされ,まただまし…がどんどん繰り返される。その間でいろんな場所(そのどれもが独特の色合いの美しさがある)で戦い,また戦う。そして,戦いを乗り越える度に3人の『愛』が深まっていく。アクションシーンのどれもが目新しいが,その中でも遊郭での戦いと竹林での戦いが美しく印象的。ラストシーンの男二人の戦いは,美しさではなくぶつかり合う激しさを前面に出し,実際に『切りあっている』痛さがスクリーンから伝わってくる。そして,その痛さは,それまで自分が所属する国や徒党の呪縛を越えて,純粋にお互いの『愛』のために戦う姿から感じるものなんだと思う。金城武がここまで激しいアクションシーンがこなせるとは思ってなかった。彼にとってはこれからの大きなステップになる作品になったと思う。チャン・ツィイーの『武』と『美』にはもう拍手しかない。
ただ,ラストが…ここまで凝ったストーリー展開だったことを考えるとストレート過ぎるかなと感じた。いや,凝った展開だったからこそ,わざとストレートに落としたのか。どこまでだまされているのか。そんなことまで考えさせられてしまう不思議な見応えの作品だった。

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