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2004.09.05

LOVERS

新宿ミラノ座。
チャン・イーモウ監督。金城武,アンディ・ラウ,チャン・ツィイー主演。
中国・唐の時代。国を討とうとする盲目の踊り子に,二人の官吏。この3人を主人公に繰り広げられる武侠と愛の物語。
日本での中国映画として最高の興行収入を記録した『HERO』のスタッフ達が,アクションだけに終わらない新しい形の『愛』の物語を観せてくれる。3人の主人公達のだまし,だまされ,まただまし…がどんどん繰り返される。その間でいろんな場所(そのどれもが独特の色合いの美しさがある)で戦い,また戦う。そして,戦いを乗り越える度に3人の『愛』が深まっていく。アクションシーンのどれもが目新しいが,その中でも遊郭での戦いと竹林での戦いが美しく印象的。ラストシーンの男二人の戦いは,美しさではなくぶつかり合う激しさを前面に出し,実際に『切りあっている』痛さがスクリーンから伝わってくる。そして,その痛さは,それまで自分が所属する国や徒党の呪縛を越えて,純粋にお互いの『愛』のために戦う姿から感じるものなんだと思う。金城武がここまで激しいアクションシーンがこなせるとは思ってなかった。彼にとってはこれからの大きなステップになる作品になったと思う。チャン・ツィイーの『武』と『美』にはもう拍手しかない。
ただ,ラストが…ここまで凝ったストーリー展開だったことを考えるとストレート過ぎるかなと感じた。いや,凝った展開だったからこそ,わざとストレートに落としたのか。どこまでだまされているのか。そんなことまで考えさせられてしまう不思議な見応えの作品だった。

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