« 父,帰る | Main | 2nd.対FC東京戦,1-1 »

2004.10.28

華氏911

新宿武蔵野館1。
マイケル・ムーア監督。ジョージ・W・ブッシュ主演?
今年のカンヌ映画祭でドキュメンタリー映画として48年ぶりにパルムドールを受賞した作品。
『絶対に今年の大統領選挙でブッシュを再選させない』という強靭な意志のもとに作られたパンチと風刺とユーモアに溢れたドキュメンタリー映像作品だ。よくこんな映像を根気よく集めて巧く編集したな。とにかくこういう特殊な映画を商業的にも成功させたという実力・手腕には素直に拍手を贈りたい。観る前は,もっと政治色の強い作りなのかなと思っていたけど,意外とブラックユーモアが効いてて観ていて(なんとなく)楽しかったのは驚き。但し,その風刺はあくまでも辛口で切れ味は鋭い。ブッシュが自らの利権を通して,ビン・ラディンやアルカイダに通じてたという説もインタビューや映像で観せてくれると説得力がある。『9・11』やイラク戦争は起こるべくして起こったのか。この映画を観たアメリカ人は,おそらくほとんど全てがブッシュに投票したりしないだろう。そういう意味では,マイケル・ムーアの意図は成功していると言える。
アメリカって怖いな。何が正義か悪か分からない。トップのリーダーの意思ひとつで自らを正当化し,その圧倒的な攻撃力で堂々と他国を攻撃して滅ぼし,占領してしまうのだから。命の尊厳なんてどこにいってしまったのだろう。
政治と利権が絡んでいるのはどこの国もどの政治家も同じ。だから,ブッシュが落選してケリーが大統領になったとしても,『ケリー版華氏911』が作れるかもしれない,などと考えてしまうのは僕だけか。
この作品の『小泉さん版』を日本国民のために作ってくれませんか,マイケル・ムーアさん!。

|

« 父,帰る | Main | 2nd.対FC東京戦,1-1 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18273/1799047

Listed below are links to weblogs that reference 華氏911:

» 華氏911 [「月の風」シネマ日記]
マイケル・ムーア監督作品 「良くあそこまで調べたものだ」と感心してしまった。 だが、監督の一方的なものの見方しかないので、何処まで正しいかは分からない。 ... [Read More]

Tracked on 2004.10.31 at 01:04 AM

« 父,帰る | Main | 2nd.対FC東京戦,1-1 »