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2004.10.08

インファナル・アフィア 無間序曲

新宿東急。
アンドリュー・ラウ,アラン・マック監督。ショーン・ユー,エディソン・チャン主演。
なかなかの佳作であった『インファナル・アフィア』のパートⅡである。前作は面白かった。マフィアにスパイとして潜入した警官と,警察にスパイとして潜入したマフィアの話だが,どちらが敵・味方の分なく,目まぐるしく変わる攻守の逆転,見えない相手と戦うジリジリとしたスリリングな心理戦がラストまでノンストップで繰り広げられる。香港映画には珍しくストーリーで魅せる作品だった。
さて,今作は,前作から11年の歳月を遡り,1991年から始まる。警官のヤン(ユー)とチンピラのラウ(チャン)はなぜスパイとなったのかが描かれている。主演はこの二人となっているが,物語の中心はむしろ二人のボス。ヤンの上司,ウォン警部(アンソニー・ウォン)とラウのボスのサム(エリック・ツァン)。この二人が重厚なシブイ演技で魅せる,魅せる。そして,この二人に絡むマフィアの大ボス,ハウ(フランシス・ン)の存在感が抜群いい。
世間では,前作を凌ぐとの評価もある今作だが,残念ながら僕の評価は,『前作に及ばず』だ。確かに脇役達の名演は魅せてくれるが,前作のスリリングさが今作では単発的で終わってしまっているからだ。少しそこが評価を下げている。主演であるはずの若手二人が,さっぱり本筋に絡んでこない(脇役のまま)ので,そこも物足りないひとつになってしまった。もっとハラハラドキドキの展開を期待していたのに,肩透かしを食った気分。やや消化不良だ。
尚,近々パートⅢ『終極無間』が上映されるということ。エンドロールの後,予告編が流れたが,アンディ・ラウは出てこなかったような気が…。ウォン警部が出てたような気がするがパートⅡとパートⅠの間の時代の物語か?ま,なんだかんだ言っても,きっと観にいくんだろうな。
尚,パート2では,出演者のしぐさや小物等,徹底的に(だがあまり主張はなくさりげなく)パートⅠの伏線となるよう綿密に考えられ,随所に効果的に使われている。その場面では,前作の場面を思い出してつい席でクスっとなってしまった。

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