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2004.11.23

2nd.対磐田戦,3-2

6ケ月半ぶりのビッグアーチ。中野編集長の前説を聞ける喜び。そう,このほのぼのしたまったり感が我らがホームの雰囲気(笑)。久しぶりの勝ち試合を生で観た。いや~,生で観る勝ち試合はホント最高!シビレた~。おまけに自力で残留確定に持ち込めた。ほっとひと安心。たった1勝がこんなに嬉しいなんて!いいトシしてこんな追っかけ(万博と大分以外はアウェイ全部行った)みたいなことやっていて,たまに自問自答(『そんなことやってるからいつまでも独身なんだよ,バ~カ』とか『こんなへたれチームのサポなんかこのまま真面目にやっていていいのかよ,俺の人生…』とか…)したくなることがあるが,この勝利の瞬間の圧倒的な感動が全てをチャラにする(すまん,俺はサンフを現実逃避の道具に使っている,マジで→爆)。いやはや本当に心の底から嬉しい。一体いつから勝ち試合を生で観ていないのだろうと振り返ると,なんとリーグ戦ではGWのC大阪戦。ナビスコ入れても7月のこれもC大阪戦以来。しかもどっちも長居まで遠征したのに酔っ払って半分以上寝てたという情けない状態だった。9月の3-0で勝利した東京V戦はなんとまだビデオ観ていないのだ(実はこの勝利は本当に気持ち良かったらしい)。こんなに勝てないと分かっていたら,あの時,目をバッチリ見開らいてありがたく観たろうに。でも,本当はたかが1勝でこんなに喜んでいてはいかんのだが。『2nd.は優勝争いが目標』だったはず。どうしてこんなことになってしまったのか。その答えがこの試合にはあったと思う。

前半序盤,ボールのポゼッションはジュビロ。プレスも厳しいし,DFラインの押し上げも強い。サンフ押し込まれているが,決定的な場面までは作られていない。ジュビロの2トップを自由にさせていない。サンフもチアゴを軸に反撃に出る。チアゴ,先週の横浜FC戦よりもずっといい。相変わらず運動量は望むべくもないが,マイボールになった時のプレイの判断が的確ですばらしい。前への意識が強く,やはり頼りになる。ジュビロDFもかなり警戒している。そんな中,浩司が奪取したボールを大木へ,大木がワンタッチでチアゴに。チアゴ,相手DFの頭越しに前のスペースへループパス。そこへ走りこんだのは浩司。浩司,すばらしいトラップ一発でDFを置き去りにすると慌てて飛び出してきたGKをあざ笑うかのように中央へパス,そこに飛び込んできたのはチアゴ~!チアゴがしっかりとボールを押し込み,ゴール。なんと劣勢の中,サンフ先制。このゴールの展開は流れるようで素早く美しかった。練習でもあんな綺麗な崩しは滅多に出来ないだろう。こういう攻めが毎試合の中で何度かずつ出来るようになれば,もっともっと得点の香りがするチームに成長出来るかもしれない。その後,PA内で名波にシュートを撃たれるも,吉田がカバー,CKへ。このCKを福西に合わされるも,下田キャッチ。その後はジュビロのペース。サンフはFWにボールが入らなくなるが,なんとか持ち堪えている。
特に今日はカズの出来が良い。いつもはベットの方が目立つのだが,この日はカズだ。とにかく球際に厳しく相手に当たってボール奪取を連発している。そこからのパスの散らしもボールの質も良い。判断の良いドリブル突破もある。僕的にはダメダメだった神戸戦時の不出来とは雲泥の差。こんな人に強い選手だったか,カズ。
前半終盤はサンフがペースを握り,何度か決定機を迎えるも,得点には至らず。40分過ぎからチアゴ,明らかにバテ気味。
後半,ジュビロはこの日,あまり目立ってなかった藤田に代わり川口イン。後半立ち上がり,左サイドどフリーのコウタへパスが通り,左サイドを切り裂く。フリーのコウタ,ニアサイドにDFを引っ張って飛び込んでくるチアゴの上,ファーサイドに抜けるクロス,それをドンピシャのボレーで合わせたのは抜群のタイミングでフリーで走り込んできた浩司!右足で逆サイドのネットを揺らす強烈なシュートが決まり,ゴール。2-0。押されながらもサンフがリードするという不思議な展開。後半8分,チアゴに代わり盛田イン。チアゴ,まだフル出場は無理か。『でも,これで今日は勝てるかも…』と淡い期待を抱いたが甘かった。後半13分,ジュビロ,この日チアゴにチンチンにされた大井が成岡と交代。後半中盤,右サイドからのジュビロクロスに下田,パンチングで逃れる。宙に浮かんだボールにサンフの選手達はボールウォッチャーに。落ちてきたボールを福西がフリーでボレーシュート,ゴール。2-1。リカルドの守備が軽い。この後,ジュビロDFのヘッドでのバックパスをGKが取れず,ボールは転々とゴールへ。これが決まったら,柏の南以来の珍プレイになるところだったが,惜しくもゴール左に外れる。後半28分,浩司に代わりハンジェ。この交代はどうか。大木が交代ではないのか。悪い予感が的中する。ベットからのパスを大木がポストで受けてバックパス。なんとこれがジュビロ前田へのナイスパス(大木~,試合の中で波ありすぎ)となり,カウンターをあびる。守備の枚数が足りない。右サイドからのクロスにファーサイドでヘッドで合わせたのは飛び込んできた成岡,2-2,痛恨の同点弾。自滅で勝利を手放してしまういつものパターン。35分,ジュビロ,グラウに代わり西野。サンフも負けずとラスト10分を切ったところで大木に代えて俊介を投入。後方からのクロスを前線で盛田がヘッドで競り勝ち,前方のスペースへ流す。ボールにフリーで反応したのは俊介。俊介はボールが落ちてくるところを迷わず左足を振り抜く。強引な力任せのシュートではなく(なんと)狙いすましてコントロールされたすばらしいシュートがGKの手をかすめてゴール右隅に決まる。うおおおおおお~~!ビッグアーチに物凄い地鳴りのような大歓声が響く。3-2,起死回生の勝ち越しゴール。今日もダメかと正直思っていただけに,このゴールには本当にシビレた。あれを決めるか,本当にすごいぞ,俊介。やったぞ,Jリーグ初ゴール。この後,ジュビロがDFラインを強力に押し上げ,勝負に出てくるも,そのまま凌ぎ切り試合終了。

同点に追いつかれた時は,『またですか(この思いは関東サポなら余計強いだろう)』と諦めモードだったが,その最大の危機を救ったは18歳の少年。それでも,この少年のシュート技術と決定力と勝負強さ,そして持って生まれた運の強さは群を抜いている。彼がボールに触るだけでスタンドが沸く。どんなプレイを観せてくれるのだろうとワクワクし心が躍る。こんな選手は久保以来かもしれない。メインSS席の僕のすぐ前で行われた俊介のヒーローインタビューでは感激して涙がこみ上げてきた。願わくば,トップに上がっても,このまま伸び続けてほしい。もし,この才能を潰したら,それはスタッフ・フロントの大きな罪だ。サテの壁にぶち当たってくすぶっている若手FW達のようにはなってもらいたくない。俊介がこのまま伸びなかったらサンフに未来はない。サンフのエースナンバー背番号『10』は歴代の日本代表FWが背負ってきた栄光の系譜。それを自力で勝ち取るような選手に成長してほしいと切に願う。

さて,課題。
チアゴの契約はどうなるのか。間違いなく潜在能力は疑うまでもない『怖いFW』。今年の成績不振の最大の要因はチアゴの長期離脱であり,チアゴに代わるFWがついに育たなかったことによる。怪我がなければ計算できるので来年も観てみたいが。また怪我してダメなら即解雇し,他の強いFWをなんとしても引っ張ってくるくらいの意気込みがフロントにほしい(クビにしたら他のチームが拾いそうで怖いが…)。とりあえずあと2試合出場できるか,だな。
リカルドの処遇。この試合でも観られた軽率なプレイは目に余る。そろそろ我慢も限界に来た。次節は黄紙累積で出場停止。これが実は,チームのモデルチェンジのチャンスかもしれない。吉弘,西河,そして八田あたりに頑張ってポジションを勝ち取ってもらい,更に活躍を期待する。

さあ,もう入替戦の心配はなくなった。明日(もう今日か)の大分戦が実は来期を占う上で重要な試合とみる。チアゴとリカルド不在の中で,磐田戦の良い時のサッカー(素早いパス展開からゴールを狙う,や,全員参加の我慢強い守備等)を貫いてホームできっちり勝ち点3が取れるか。大勝でなくてもいい。なんとしてもホームでは絶対勝て。勝って関東に帰って来い。そして,チャンピオン・レッズに正々堂々と立ち向かおう。もちろん僕も現地で応援する。

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Comments

kasaさん,コメントありがとうございます。
そうなんですよ,磐田戦はなんとか帰れたんですが,大分戦は休みが取れず…。結果を知ると,どっちがよかったやらで…。いつも読ませていただいてるんですが,最近,どうもウチは愚痴が多くて訪問は遠慮させていただいてました。まだ映像観てないんですが,ここ数日のみなさんの書き込みをみると怖いですねえ…。どんなにへたれ試合をしても,あえてウチでは小野監督の去就には触れてこなかったので…とりあえず浦和戦は信じて応援します。

Posted by: たつし | 2004.11.26 at 07:49 PM

あれま、サロンにいらっしゃっていたのですね。本日のサロンには、突然小野監督が現れて、挨拶されて行かれました。まあ、それと試合がリンクしないところが痛いですが・・・。

本当に『痛い試合』でした、今日は。さすがに疲れました。

浦和戦の幸運をお祈りいたします。

Posted by: kasa | 2004.11.23 at 09:26 PM

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