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2005.07.02

離婚弁護士Ⅱ~ハンサムウーマン(最終回)

1st.シーズンで一等のお気に入りだったこのドラマ,相当に期待してた。が,視聴率は初回は好調だったが,その後は下降の一途を辿り,ついに最終回は,延長もなく通常の時間枠で終了。その次の『曲がり角の彼女』でも延長拡大版でやっていたのに。そんなに人気なかったのか。間宮貴子(天海祐希)ファンにとっては寂しい結果だ。この不人気の原因は,『間宮貴子という視聴者の中で完全に確立されているキャラが,予想外のこと(=恋愛)に体重を大きく預けてしまい,弁護士としての仕事の話が軽くなって,貴子がクールに格好よく事件を解決する姿を楽しみにしていた旧来のファンの期待を外してしまった』と言えるのではないだろうか。とくに中盤までの展開はそう。それに,今回ライバル弁護士役に佐伯絵里(瀬戸朝香)を用意しておきながら,二人の対決は序盤の数回で終わり,その後,共同戦線を張るようになったかと思えば,なんと絵里は貴子の事務所に入って貴子の部下になってしまう。これって,確実に話の膨らみを潰してるよね。その後,貴子が絵里の親権問題を解決したり,絵里が貴子の不倫騒動を担当したりしてちゃんと二人の協力関係は描かれているのだが。でも,貴子の不倫問題だって,結局決着をつけたのは貴子自身だったし,もっと佐伯弁護士のキレる仕事ぶりが観てみたかった。最終回の前の回では,三神(宇梶剛士)の妻から不倫問題で追求され,仕事が手につかず,魂の抜け殻になってしまった貴子の姿が延々と続く。そんなの間宮貴子じゃないやい。そんな画観せるなって。でも,良い話もいくつかはちゃんとあった。それがこの作品の本来の良心だとは思う。

エンディング,自分らしく三神ときちんと別れ,背筋をピンと伸ばしヒールをカンカン鳴らして笑顔で立ち去る貴子の姿に,これこそ間宮貴子!と胸を撫で下ろす。宇梶さんが相手役としてふさわしくなかったとは思ってない。貴子個人の恋愛に対する感情と,貴子が仕事として扱う依頼人達の持つ恋愛感情を対比したかったのだろうけど,それは失敗している。僕達の中でキャラが確立した貴子は,恋愛などでは動じないし,それが仕事に影響したりしない。現に,恋愛が仕事の障害になったのはラスト2回に渡って描かれた2回分だけだ。それも,迷いはしたが,貴子らしいすっきりした明快な考え方でクリアしている。しかし,これが見せ場ではないのですよ,僕達にとっては。痛快に事件を解決する貴子の姿が観たいのだから。

最終回の事件解決の決め手は『インサイダー取引』。あれはあれで,勝ち誇った敵を叩きのめす姿は痛快だったけど,ちょっと工夫が足りなかった印象。法律問題的にはかなり初心者的なミスで,なぜ最強の弁護団が指摘しなかったのか,失笑。やっぱりこのシリーズは身の丈にあった人情話を扱うのがベターだったと思う。正直,ものすごく期待していたので,今クールでは少々消化不良気味。もしあるとしたら,SPや3rd.シーズンに期待しよう。『キレイで優秀な弁護士』,間宮貴子にもう一度会ってみたいから。

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