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2005.08.31

星になった少年

シネフロント。河毛俊作監督。柳楽優弥主演。

動物プロダクションを営む両親を持つ中学生の哲夢(柳楽)は,大の動物好き。ある日,母・佐緒里(常盤貴子)の思いつきから一家は象を飼うことになる。そして,ミッキーという象がやってくる。最初は恐々だった哲夢だが,すぐにミッキーと仲良しになる。そして,2匹目の小象・ランディがやってきた。哲夢にはランディの言葉が理解できた。もっともっと象たちと仲良くなりたいと考えた哲夢は,佐緒里に『タイに行って象使いの修行がしたい』と訴える。最初は大反対だった佐緒里も,哲夢の強い意志に折れ,タイ行きを認める。そして,13歳の哲夢は象使いとなるため,一人タイに旅立つ…。

大人にも分かる象が主役のおとぎ話のようでもあるが,立派に実話に基づくドキュメンタリーに仕上がっている。柳楽君の演技は,相変わらず淡々としてて,明らかに『素』のままなのだが,ちゃんと存在感が備わっているのが頼もしい。タイでの象使いの修行のエピソードの数々に身を乗り出して見入ってしまうのは,柳楽君の体当たりの演技が演技を感じさせないくらい『素』なので,親心で心配していまうからなのだが,それでいて,様々な障害にも全然へこたれないぞ,という『強い眼差し』は柳楽君の真骨頂であり,象に心をさらけ出しよりそう姿と相棒を思いやる優しい心に癒される気分がする。タイでの象使いのシーンも良かった(このタイのロケは大変だったと思うが,渾身の出来栄えになっている。このタイの場面だけでも十分に鑑賞の価値ありだ)のだが,一番僕が癒されたシーンは,日本で,ランディと海辺で遊んだ後,哲夢がランディと共に浜辺でまどろむシーンかな。

修行が終わり,日本に帰った哲夢は,ランディ達と共にいろいろなイベントに参加し,そして,日本初の『ゾウさんショー』を仕切ることになる。このショーの冒頭,哲夢が観客に向かってスピーチするわけだが,それが動物愛だけでなく,家族愛もさりげなく称える内容になっており,泣かせる。哲夢の優しさの多面性とほとばしる愛情の強さに,心を突き刺される。

(以下,ネタバレにつき,未見の人は読まないでください)

そう,その満足感も,ラストシーンまで。哲夢が突然の事故で亡くなってしまって,プロダクションも移転することになった最後の日,家の屋根の上で一人,哲夢を懐かしむ佐緒里。そこへ,哲夢の恋人,絵美(蒼井優)が現れ,哲夢から聞かされた象使いになりたがった理由を佐緒里に伝える。

『お母さんが象が好きだったから』

その理由を初めて知り,親思いの哲夢の優しさに佐緒里は涙が止まらなくなる。

(以下,常盤貴子の泣きの演技)『うー,うー,うー,う,うわぁ~~ん!!(雄叫び)』

って,なんで泣くのに嗚咽じゃなくて,雄叫びなの?常盤貴子,あんたは象にでもなったのか?それまでの作品のいい雰囲気,これで全部ぶち壊し。85点の成績がいきなり赤点に落ちた気分だよ。演出大丈夫か?よくこれでOKテイク出したな。タイで一生懸命綺麗な画を撮ってきて,最後の最後に主演女優がそれを全部葬ってしまうのだから…,おそるべし,常盤貴子の大根演技。おかげで感動が急速に萎んでしまった。これから観る方へ。どうか,この作品は哲夢のお葬式の場面で席を立ちましょう。エンドロールまで観たら後悔しますから。

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2005.08.29

負けるな,浩司!

浩司の日記より

よかったよ~,浩司がこういう気持ちでいてくれて。勝負事なのだから,まず気持ちが入らないと。これからの浩司のリベンジに期待してるぞ。.

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2005.08.28

リーグ戦,対川崎戦,1-1

ナビスコの時は急病で行けなかったので,J2の最終戦以来,2年ぶりの等々力。あの時は,川崎が昇格を賭けた試合だったので,アウェイ席を除き,スタジアム中が水色に染まっていて壮観だったが,この日はバックホームよりのコアサポが陣取るブロックを除き,空席が目立つ。おかげで,アウェイチーム戦では珍しく,バックのセンターややアウェイよりの席に座る。もちろん周りで紫は僕一人。川崎の応援歌の歌詞カードを配っているサポのお兄さんに,『今日はよろしくお願いしますね!』といきなり握手されてびっくりする場面も。握手でよかったあ。川崎サポに好印象を持つ。

さて,試合開始。今日は,西河がスタメンで3バック,3-5-2。連戦で選手に疲れがあるのとジュニーニョ対策だと予想。しかし,川崎も同じシステム。ガチで中盤の戦いになることが予想される。その予想どおり,中盤でのボールの奪い合いになる。しかし,サンフは,マイボールになってからの無意味なロングフィードが多く,そのセカンドボールが奪えず,苦しい展開。もっとカズを中心に中盤をきちんと組み立てて,一列上がった両サイドを使って攻撃したいのだが,そのカズの動きにキレがない。カズだけでなく,全体的に中盤より前の選手の運動量が足りない。大木,今日も動きが悪い。次第に川崎にポゼッションを許し,低く構えて受ける形になる。ここからキレのあるカウンターでも観れれば,それも戦術,と納得できるのだが,全員の攻守切り替えが遅い。サンフの両WBの上がった裏のスペースを川崎に徹底的に突かれ,攻められる。左のアウグストにはいつも痛い目にあっているが,今日は右サイド長橋にもやられている。ジュニーニョが2列目まで下がって,持ったら必ずドリブルでつっかけ(これがなかなか止められない),守備陣系が乱れたところに2列目からマルクス等が飛び込んでくる。サンフ,やっとマイボールにしても,繋ぎの途中でミスを連発し,ボールを失う。中盤でタメが作れる選手がほしい。寿人のシュートがGKに弾かれるなど惜しいシーンもあるがそれも単発。カズのボールタッチが少ない。しかし,カズも調子が悪いながら,やはりフリーでボールを持つと前線へ鋭いスルーパスを配給するなど,やはりビッグチャンスを作ってくれるので,もっとカズを経由するようにして,リズムを作りたい。前半30分過ぎあたりから,やや押し返し,サンフにも良い形が観られるようになるが,やはり大木が効いていない。厳しい。終盤,ジュニーニョに左サイド裏のスペースへパスを通され,飛び込んで来たアウグストにシュート撃たれるも,下田ブロック。サンフ,攻守の切り替えが川崎に比べて遅い。中盤でボールを失っても,カズがちんたら走っているような場面もあり,ピンチが増えても当然か。やはり選手達は疲れているのか。このまま前半終了。後半のポイントは,システムチェンジと選手交代の判断だろう。恐らく,先制されるようなことがない限りは3バックで行くと思われ,交代選手のカードをどう切るかが勝負の分かれ目になると予想。

後半,大木に替わり,茂原。ベットがトップ下に入る。前半序盤,川崎にゴール前で決定的な危ない場面を何度も作られるも,必死の守りでゴールを割らせない。そんな中,スローインからの流れ,コウタが右足でクロスを入れ,飛び込んだ寿人,バックヘッドで流れたボールはゴール右隅に決まる。数少ないチャンスをモノにした貴重な先制点をゲット。寿人,左コーナーフラッグを握って,ゴール裏のサンフサポ達の前で仁王立ち,お得意のポーズ,超かっちょええ~。勝てる,勝てるかも~。その後,川崎に攻められ,ゴール前で混戦の中,ヘッドで押し込まれるシーンがあったが,ゴールの前にファールがあり,ゴール取り消し。助かる。勝てるかも。しかし,やはりそんなに甘くはなく,中央のプレスが甘くなったところ,ジュニーニョに右サイドにフリーで飛び出したマルクスにパスを通され,フリーのマルクスは難なくゴール左隅を射抜く。さすがの下田も及ばず,同点。その直後には,西河の軽率なプレイからゴール前,シュートまで持っていかれるも外してくれる。助かる。川崎は,黒津に替わり,我那覇を投入,勝負に来た。ウチも次の一手を打ちたい。相変わらず,ジュニーニョのドリブルは止められず,シュートまで決められないまでも苦しい展開。ここに来て,左右のDFラインを突破されピンチが続く。川崎のカウンターは鋭く,速い。絶対に負けられない戦い。この川崎の勢いを押し返すことはできないのか。34分,西河に替わり,ハンジェ。4-4-2,ベット,トップ下の中盤ダイヤモンドの本来のウチの形へ。しかし,ラスト10分で,しかもハンジェなのか。引き分けでも良しとする小野監督の真意が見えた交代。これを受け入れるのは悔しい。なぜ浩司を出さない。ここで切り札とされない今の浩司の力の無さを屈辱に思う。しかし,その直後,ゴール前のワンツーで完全に川崎DFの裏へ抜け出したガウボン,GKと1対1に。シュート放つも,GKブロック,惜しくも決まらず。これを決めていれば勝利を手繰り寄せられていれただけに悔しい。俊が来ない。引き分けでもいいのか。そんなことを考えているサポは一人もいないぞ。俊を出せ。そして,42分,ガウボンに替わり,やっと俊登場。遅すぎる。44分,右サイドFKからヘッドでゴール前に落としたところに,俊がオーバーヘッド。しかし,力なくゴール右に外れる。ロスタイム3分。しかし,サンフは寿人以外は自陣に下がって防戦一方。アウグストにシュート撃たれるも,下田,パンチングでクリア。最後にカウンター,茂原のロングフィードに抜け出した寿人がミドルシュート放つも外れる。ここで試合終了。死力を尽くした戦いも,痛恨の引き分け。選手交代の決断の遅さが悔やまれる。

コンディションを考慮した3-5-2はまだ良しとして,なぜ前半で諦めなければいけないようなコンディションの大木を使うのか。最初から全く走れてなかったし,チェイスすらできてなかった。本当にがっかりだ。しかし,あのカズですら久々に観る不出来で,カズも替えた方がいいかもとすら思ったくらいの試合だから,やはり引き分けでもやむなしなのかもしれない。しかし,そんな試合でも,ガウボンが1対1をモノに出来ていれば勝てたかもしれなかったわけだし…。しかし,浩司よ,こんな試合展開でも使ってもらえない選手になってしまったのか。大木の調子が落ちてきた今だからこそ,トップフォームの浩司が必要。もっと,『自分がサンフレッチェを優勝に導くのだ』というくらいの強い自覚を持ってほしい。現状のベンチメンバーで良しと考えているようなら,もうベンチにも座らなくていい。浩司の復活を待っているサポーターは俺だけじゃない。もっと強い気持ちを持って,ピッチに帰ってきてほしい。そして,その華のあるプレイを俺達に観せてほしい。これから強豪との戦いが続く。サンフには,浩司の持ち味である決定力こそが,今こそ必要なのだから。

優勝争いに残るには,次のホーム・ジェフ戦は必勝。そして,敵地でガンバに挑む。絶対に負けられない戦いは続く。もちろん行くよ,万博も。今度はナビスコのような情けない試合は観せてくれるな。そして,あの試合でスランプのどん底に落ちていった浩司のリベンジを強く希望する。

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2005.08.27

今夜の等々力

西河先発?3バック?今日は大胆にもバック中央に陣取っています。勝利を信じて。

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2005.08.25

ヒナゴン

シアター・イメージフォーラム。渡邊孝好監督。伊原剛志,井川遥主演。

広島の小さな田舎町,比奈町。この町の新しい町長になった一郎(伊原)は,幼い頃に山で謎の生物『ヒナゴン』に出会い,以来ずっとヒナゴンの存在を信じてきた。一郎は町役場に類人猿課を復活させ,再びヒナゴンを発見して,比奈町を日本一有名な町にすることを宣言。その昔,ヒナゴンの第一発見者を祖父に持つ信子は,失業して東京から比奈町に戻り,類人猿課に再就職することになる。ヒナゴンをめぐり,町中を巻き込んだ大騒動が始まる…。

広島県に一度でも住民票を置いたことのある人は,作品の良し悪しがどうであれ,mustで観るべき映画だろう。1年半前まで広島県人だった僕もその心意気で観た。折りしも,この物語のモチーフとなった謎の生物『ヒバゴン』で全国に名をはせた比婆(比婆山脈)は,僕がまだ若く,週末は登山やらキャンプやらに勤しんでいた春秋のシーズンには,何度もトレッキングやキャンプに通い,その山中を歩いている途中に『ひょっとしたらここでヒバゴンに遭遇するかも』などと思いをはせていた,とても神秘的な雰囲気の場所だ。余計に思い入れが深くなる。

だからこそ,この作品の『テーマ不明瞭』な不親切な作りには大きな不満を感じた。田舎の瑞々しい自然とその神秘性を尊ぶ作品なのか。過疎の町の合併問題を問題視する政治をテーマとした作品なのか。謎の生物『ヒナゴン』を心の片隅で信じる人々の良心を称する作品なのか。そのどれもを描いているようで,しかし,どれもが中途半端で的が絞りきれておらず,どの主張も観る側には強く響いてこない。そこが残念でならない。

その原因。謎の生物『ヒナゴン』(=信じる夢のような象徴)を町民達の心の拠り所にさせて,うつろぎな町民の心をひとつに纏め上げ,過疎の町を活性化し,隣接市との合併を阻止しようという一郎の狙いは分からなくはない。しかし,一見では,一郎の言動が,裏付けなきヒナゴンの存在主張に振れたり,利己的な合併阻止主張に振れたりするので,観ている側には一郎の真意は捉えがたい。一郎の一本気なまでの『夢を信じる心』の大切さこそが,この作品が一番訴えたかったテーマだったはずなので,一郎の描写が両極端すぎて,分かりづらかったのが,一番辛かったところだ。また,現実の生活と『ヒナゴン』(=夢)の橋渡し役となるべき信子の心理描写が圧倒的に足りない。これでは,作品に対して素直に感情移入していけない。これは,井川遥の演技力云々の問題ではなくて,完全に演出の失敗だと思う。一郎役の伊原剛志のキャラが際立って立っていただけに,井川遥という何色にも染められる素材を活かしきれず,観客を物語に感情移入させることに失敗したことは痛かった。井川を使って,観客に向かっていろいろな問いかけをしようとしている,作り手側の意図は伝わってはきたが,如何せんその力が弱い。それが,物語の主張が中途半端になった原因だと思う。

しかし,『おらが町,万歳』とか,『田舎町の情緒賛美』とか,『町起こし復興』とかを描いた作品として割り切って観れば,広島県人としては素直に嬉しい作品ではある。西城という町をとても魅力的に撮れている。映画という少なくない額の予算を要する媒体で,このような地方の謎の生物という狭いスポットに焦点を当てた映画が作られることはとても稀有なことで,貴重なことだと思う。比婆山のあの木の葉が降り積もった吸い込まれるような静かな山道をヒナゴンが彷徨っていることを想像しながら…そういう信じる心を大切に思いたい。

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2005.08.24

本日発売のエルゴラ,俊の特集

特集『Jリーガーの肖像』に元川悦子氏が書いたタイトルは『エゴイストの自己主張』と。我らが『広島のシュンスケ』の躍動を2/3ページを割いて斬る。キタよーー,ついにサンフの選手がエルゴラでここまで取り上げられるようになったよ。俊はやっぱり華があるもん。先日の寿人の特集に続き,サポ冥利につきる。このまま全国区で上っていけ,俊よ。サンフを全国区の選手に引き上げてくれ。シーズン終了後の夢。サンフがJ初制覇を成し遂げ,Jリーグアウォーズのベストイレブンにサンフの選手が大量選出。俊がカズ以来のJ新人王に。そして,ドイツW杯日本代表にも…。そんな夢が膨らむ最近のエルゴラ(関東圏地方紙)紙上でのサンフに対する扱い度アップなのでした。

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リーグ戦,対大宮戦,2-1

うおおおおーー!またしてもロスタイム決勝弾炸裂!今度はジニだーー!速報Jでちょこっとだけ観たけど,詳細映像がもっと観たいぞー。これで地味に浦和を抜いて3位に浮上。しかし,小笠原が復活した鹿島は7得点大勝。ガンバもアラウージョ爆発で勝利し,上位との勝ち点差は縮まらず。じわじわいくしかないですか。これからやや苦手とするチームとの対戦が続くのだが,この勢いで連勝を伸ばしてほしい。まずは,土曜の等々力から。スカパーの録画放送観て,ボルテージ上げてから等々力に向かう予定。

ところで,今日の浩司の調子はどうでしたか??

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2005.08.23

リーグ戦,対鹿島戦,2-1

土曜日の勝利にはしゃぎすぎたせいなのか,日曜に起きてみると身体中の節々が痛い。風邪か?体温計で計るとなんと39度の高熱が。合わせて,重度の食あたりのような症状がでて,全く飲み食いする元気もなくなる。もちろん,月曜に会社にも行けず,仕事を休む。結局,日・月と横になったまま,眠ることもできず,ようやく苦しみが軽くなった頃には今朝だった。辛い,辛いよ。独身者の急病。早く結婚しようよ,マジで…(オマエ,ソレダレニイッテイル?)。

と試合と関係ないことはこのくらいで。土曜日は関東サポのバスツアーで参戦。今回も,このツアー参加者への選手達からのビデオメッセージがバス内で披露される。クラブからのこういう気配りが嬉しいなあ。これを観るだけでバスツアーに参加する意義有り。広島からの参加者も多く,車内はとても良い雰囲気だ。そして,陸の孤島,鹿島国へ到着。

僕はバックアウェイの指定席で観たのだが,その他のツアーの方はゴール裏へ向かったようだ。試合開始前,それまで,アウェイゴール裏の一角を占めていた紫の人影が全くいなくなる。そして,そのうちスタンド裏から,大きな歌声が聞こえてくる。そして,紫のサポ軍団が,歌声を上げながらゲートから入場してくる。紫の旗をなびかせながら。それは,それぞれが応援場所の配置に就くまで続いた。数では,ホーム・ゴール裏の赤い軍団と勝負にならないが,『今日,俺達は負けない!』,そういう関東サポ達の特別な想いが痛いほど伝わってくる感動的なセレモニーだった。そして,選手入場時にゴール裏に関東で初めて広がるビッグオーレ!壮観!今日は特別な日だ。必ず勝つ。勝たなければ意味がない。

コウタが右肘脱臼の怪我をおしての強行出場。ぐるぐる巻きのテーピングとサポーターが痛々しい。システムは4-4-2,中盤ダイヤモンドのトップ下に大木。これが今のベストメンバーだろうか。浩司はベンチ入りも出来ず。やはり怪我からコンディションが戻らなかったのか。対する鹿島も移籍問題の絡みで小笠原がベンチにも入っていない。敵はベストな状態ではないが,勝つチャンスだ。

前半序盤は,やや鹿島ペース。上手くボールを回されている。だが,相手はここという攻めのパスがない。運動量ではこの日のサンフも負けていない。コウタ,駒野の両サイドも,果敢な攻め上がりを魅せる。ジニ・小村の安定感は相変わらず素晴らしい。前線のガウボン・寿人もキレのある動きでチャンスを作ろうとしている。が,ここで一人だけ取り残された男がいた。大木だ。中盤のスペースを埋めるために奔走しているだけで,全くボールに関われない。鹿島の本山が自在にポジションチェンジしながらボールを捌き,ゴールを狙う動きを見せているのとは対象的だ。10分過ぎからサンフ押され始める。FWまでボールが回らない。ピンチだ…その時,勝負を分けたあのプレーが出た。ハーフラインから手前の位置からのガウボンからの前線への縦パス一本に鋭い反応を見せた寿人がPA近くで一気に岩政を振り切ろうとする。あとは岩政,ファールで止める。これがなんと赤紙で岩政は一発退場。怒号が渦巻くスタジアム。鹿島ゴール裏からは物凄い音量だ。これで数的優位に立ったはずのサンフだが,逆に10人になってから丁寧にパスを回してくる鹿島にポゼッションで圧倒できない。そう,ここでも大木だ。大木が全くボールに触っていない。大木のところでボールが捌ければ,もっと押し込めることができるのに。ガウボンと寿人が好調なだけに,大木の不調(スーパーベンモードでないだけか)が目に付く。これなら10対10と同じだ。全く数的優位を活かせない。完全に崩せた場面は,寿人が前線に走り込んだガウボンにスルーパスを合わせて,ガウボンがシュートを曽ケ端に足でブロックされた場面だけか。2列目からの飛び出し,これが観れなかったのも不満。カズが底で頑張ってパス出ししているのだから,大木,ベット,シゲ,もっと思い切って前線へ飛び込んでいけ。そんな愚痴ばっかり言っていた前半ロスタイム,右サイド深い位置からのスローインからカズがPA内の大木にパス,大木が潰れてこぼれた球を拾ったガウボンが左足でシュート,ファーサイドに流れたボールに一人反応していたのは,寿人!滑り込みながらボールに合わせ,ゴール。ロスタイムに得点。鹿島の固い守備を崩せず苦しい展開だっただけに,貴重な得点だ。寿人,キレている。敵地の赤いサポーター軍団の目の前で,めちゃカッコええっ!

後半,今度はサンフがこちら(アウェイ側)に攻めてくる。もっといいシーンが観たい。大木の替わりは…今日はハンジェと桑田。たぶん,小野監督は終盤までこのカードは切ってこないだろう。浩司,早く本調子に戻って帰ってきてくれ…。後半もやはり大木が効いていない。対する鹿島もやはり小笠原の不在が大きい。ゲームメーカーのいない両チームの対決の勝敗はどうなる?中央からの攻めが少ない分,今日はサイドのコウタと駒野の動きが目立った。コウタは相変わらずベットとの相性が悪く,これは改善されていない。それでも,単独での仕掛けにいつもとは違う気迫が感じられる。コウタ,駒野からのクロスに寿人が飛び込む。迫力ある展開。次第に展開はサンフペースへ。ここに来てようやく数的優位を活かし始める。鹿島は,野沢に替わり,アレックス・ミネイロ。リカルジーニョに替わり,名良橋。流れを取り戻そうとする。ここから岡田主審,黄紙連発。コウタ,茂原が餌食になる。いつもは冷静なジャッジの岡田主審にしては珍しいゲーム裁き。余計に試合を混乱させている。鹿島が負けている分,スタジアムは一層異様な雰囲気に包まれる。この黄紙連発を受け,流れが鹿島へ。大木が効いてない。大木を替えたい。そんな中,左CKからのこぼれ球をアレックス・ミネイロに押し込まれる。同点。鹿島,本山に替わり,深井。次々に攻めの手を打ってくる。対するサンフは…俊だ。今日のベンチで勝負できるのは俊しかいない。同点では意味がない。勝たなければ意味がない。早く俊を出せ!そして,31分,ガウボンに替わり,俊登場。大木に替わり,桑田。大木に替えて俊を入れ,3トップにしてくると思っていたが,小野監督は冷静で理詰めだ。桑田が普通のプレイをすれば,今日の大木の穴は埋められるだろう。あとは俊で勝負だ。俊は,相変わらず1対1で勝負をしたり,曽ケ端のフィードミスを抜け目なくシュートを狙ったりと期待を抱かせてくれる。そんな中,茂原に2枚目の黄紙,退場。さあ,これでゴングまで撃ち合いだ。サンフ,中盤でボールを落ち着かせるところが欲しい。浩司~。42分,アレックス・ミネイロにドリブル突破され,ゴール前,逆サイドの深井へパスを通されるが,フリーのシュートを外してくれた。助かった。終盤,鹿島の怒涛の攻め。なんとか凌ぎたい。そこへ終了間際,大岩が2枚目の黄紙で退場。鹿島,9人に。そして,ロスタイム,左サイド,コウタからの横パスを中央でフリーで受けた俊,落ち着いて一人かわしてそのままゴールへ向けてドリブル一直線,PA進入,DFが詰めてこないことを冷静に確認し,ゴール左隅を明らかに『狙って』柔らかく左足を振り抜く。当然ここに決まる,というようにボールは緩やかな弧を描き,曽ケ端も届かず,ゴールイン。2-1,俊,またしても,ロスタイム決勝弾!真にファンタジスタ!ゴール裏,歓喜爆発!そして,試合終了。絶対に負けられない戦いを勝ち残った~。

俊,真に『神の子』だ。勝負強さと持ち運の強さをこの大一番で改めて証明。この1勝は大きい。この1勝が逆転優勝への夢の軌跡への序章となることを信じたい。

チームとしての連携は明らかに良くなっている。だから,これからどのくらい多くの試合をこのメンバーで戦えるかにかかってくる。レギュラーの怪我や出場停止はできるだけ避けたい。一番大きな課題はトップ下か。トップフォームの浩司がこのピースに入るなら,何の問題もないのだが…。今年の浩司にそれを望むのは酷なことかもしれない。トップ下で浩司が輝く日が来るなら,サンフの逆転優勝も夢ではない。そう思いたい。寿人,ガウボン,もっと得点できるぞ。二人ともキレている。2列目の各選手,もっと精度が欲しい。カズがもう10m高い位置でプレイできる機会が増えたら,すごいことになるかもしれない。期待は膨らむ。

明日はもう大宮戦。この流れを,自分達の手で手繰り寄せた優勝への挑戦者のチケットを手放すようなことはするな。ホームで,その僕達,関東サポを感動させてくれたサッカーを思う存分披露してくれ。絶対に勝って,土曜日に等々力に戻って来い。

もちろん,帰りのバスは祝勝会の宴~。祝いのコールなどして勝利の余韻に浸っていると,なんと一瞬,高速で隣車線に選手達を乗せたバスが並走。こちら車内,選手達に向け,爆発するコール。バスの窓越しにこちらの方を見て,口あんぐりの驚きの表情の選手達。僕達,関東サポだって分かってくれたかな。とりあえず,明日も勝て。

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2005.08.20

今日のカシマスタ

これ、ビッグオーレです。今日は関東サポのバスツアーに参加。去年は冷たい雨の中での観戦だった。でも、今年は快晴。今年はバックから観戦。絶対に負けられない戦い。今日は勝つ!050820_183200.jpg

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2005.08.18

昨日発売のエルゴラに寿人登場

なんとALL一面で,寿人のロングインタビューが掲載されている。ワンダホー!そして,この入魂の記事を書き下ろしたのは,やはりあの人。我らが誇り,中野編集長なのです。寿人の今のコンディションが良いのと,モチベーションが物凄く高いのがよく分かる。寿人,今,充実の時か。そのブレイクを敵地・鹿島スタでこの目で目撃できることを強く,強く期待。

中野編集長様,エルゴラに限らず,せめて記事が掲載される時には,事前告知を。よろしくお願いします(『この人,サンフのことよく分かっとるわ~』と読み過ごしてしまうところでした)。

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W杯最終予選,日本対イラン,2-1

今日は,バックの2階席中央の最上段の席から観戦。まるでTV画面を観ているような気分だ。この席をゲットしてくれた友人に感謝。バックのこの位置でも,青色が占める割合が高い。若いサポ達がゴール裏のコールに合わせて声を出している。雰囲気はすごくいい。さて,今日の日本は主力組が先発だが,どうなるか…。あとは応援モードだったので,感想だけ。

安定感は,やはり,東アジア選手権の時のサブ組に比べれば,このDF3枚と福西・遠藤のボランチは安定感がある。中でも中澤の強さは突出している。今日は,お互い海外組がいない,1.5軍同士の対戦だったが,前半は日本が完全に圧倒していた。10分台,20分台に日本に攻撃の波がやってきたが,結局,日本がその20分台の後半で,先制点を奪うことに成功する。今日のFWは大黒・玉田のコンビ。大黒は,『絶対この試合でゴールをする』という気合とオーラ全開で,序盤からものすごい運動量でイランDFラインと駆け引きしていた。常に裏を狙う動きをしていた。しかも,玉田との位置関係まで気にしながら。対する玉田はキレがない。裏のスペースを狙おうという動きも足りない。大黒が,常に玉田を意識しているのとは反対に,自分の動きだけで精一杯な感じ。これは今日は厳しいかも,と思っていたところに,中央でボールを受けた小笠原の左サイドへのパスを引き出す鋭い反応を玉田が披露。これ,玉田の持つ形,特長。完全にDFラインの裏を取る。中央に走り込む大黒にグラウンダーのパス,大黒,届かない。の裏に,加地が走り込んでいた。落ち着いて,ゴールに流し込む。先制。この試合で,唯一玉田が輝いた瞬間だった。このあと,玉田は,試合の中で埋没してしまう。大黒の動きが,非情にアグレッシブで,更に技術を伴ったものだったので,余計に今日の玉田の不出来が際立った。今,あえて玉田を使うことにこだわらない方がいいのかもしれない。前半の終盤,ややイランが押し戻す。悪い時間帯になりつつあったが,ハーフタイムの笛に救われた感。

後半になると,イランが前半以上に,右サイド(アレックスのサイド)を突いてくる。もともと,イランは右サイドが強いのだったな。ほとんど左(加地のサイド)は捨てている。押し上げが効いていた日本DFラインもずるずる下がり出す。特にアレックスが押し込められて,そのカバーに中澤が走るようになるとやばい。途中,日本のクリアボールがゴール前のダエイの足元に納まり,右ポスト直撃のシュートを浴びる。ダエイ,ゴール前で全く動いていないのに,そこにボールがいく。恐ろしい。肝を冷やす。今日の福西・遠藤の動きは悪くなかったし,スペースを埋め,ボールも奪取していた。ただ問題はそこから。そこからの展開が今日の日本にはなかった。両サイドは使えず,前線に張り付いているFW2枚とのパイプ役になるはずの小笠原が遅攻になった時の判断がまるで遅くダメで,相手の守備を突き崩せない。確かに先制点は演出したが,それ以外では,代表のトップ下としては到底物足りない出来。工夫がないんだよ。大黒があんなにビンビンにボールを要求しているのに応えられなかった。海外でも行って修行してきてほしい。今のままでは試合に出場できるかは微妙だが。ラスト20分を切る頃になると,アレックスの足が完全に止まってしまう。もうマイボールになっても駆け上がることが出来ず,最終ラインに入って,イランの右サイドの鋭い攻めを防戦一方。周りで『アレックス,もう替えてくれ~』という悲壮な声が上がる。僕もこっそりと『駒野と替えろ~!』とちょっと無謀な主張をしておいた。でも,試合は分からないもので,そのヘナヘナのアレックスがやっとこさ前線でボールを受けて,DFと勝負してゲットしたCK。これに頭を合わせたのは,大黒~!真に根性・執念のゴール。それは,大黒にとっては必然のゴールだったのかもしれない。2-0。ほぼ勝負は決した,と思ったその直後。来ました,ゴール前,なぜそこにいる,ダエイ?にフリーでボールが渡る。大きなダエイの背中でブロックされ,完全に裏を取られた中澤は,仕方なくダエイをなぎ倒す。もちろん黄紙でPK。66000人の『能活~!』コールも届かず,ダエイのゴールを許す。2-1。あと10分,これで分からなくなる。とりあえず足が止まってしまっている玉田とアレックスは交代させて立て直したい。いや,中盤で小笠原が走り負けている分を誰かで埋めたい。巻,村井,阿部あたりか?ジーコが切ってきたカードは,今野(遠藤と交代),阿部(玉田と交代)という尻すぼみの守備重視の王者サッカーとはとても言えないもの。その結果得た勝利。グループ1位通過の美酒。いや,確かに試合は勝ったけど,何かしっくりしない終わり方。国内での,ジーコジャパンのいつものストレス爆発のダメダメっぽい終わり方。ジーコよ,あなたはアレックスと心中するつもりなのか。あんなんになった選手を20分も放置しておくもんなのか。自分で言うのも何だけど,好不調の波が激しくて,使ってみなければ分からない久保を使うことより,リスキーな戦術だと思うけど。残り20分だけなら,逆サイドだけど駒野でもそれなりに試合を収められたのではないかと思う。それほど今日のアレックスは酷かった。

結局,生駒野が躍動している姿は観れなかった。しかし,最終レースにはエントリー出来たぞ。これ,重要。今日は,加地が得点したが,その後は,今ひとつだったので,まだチャンスはあるぞ。Jで頑張れ。

FWはどれも似たりよったりで激戦区。冷静に診て,久保は5番手あたり。Jで結果を出して,90分出場できる身体を取り戻して,そして代表に復帰して,結果を出して,もうひと枠,4人に残りたい。今日の働きで大黒は入れておきたい。あと残り3つ。久保も頑張れ。

さて,辛く長かったW杯予選も今日で終わり。あとはドイツで勝つチームを作るだけ。ドイツへの道は長い。まずは,目先のJの試合から。土曜日は,宿敵・鹿島戦だ。

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2005.08.17

今夜の日産スタ

こんな感じです。050817_185213.jpg

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2005.08.16

このお盆休みは2本だけ

我が田舎の市内の映画館は郊外のシネコンに駆逐されてしまった。ので,車がない僕は帰省中は1本も観れてません。

で,昨夜,東京に戻って,今日,渋谷や出動。13年間広島県人だったからには観なければならぬ広島県発『ヒナゴン』と,柳楽くんの成長が観たくて『星になった少年』の2本を観た。それぞれの感想はまた後日に。

両方とも,ツッコミどころがあるのですが…。

さて,明日はイラン戦。生駒野は観れるのか。観たいな…。

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2005.08.11

明日からお盆休みです

明日から田舎へ帰省します。ので,しばらく更新できません。しかし,あの退屈なド田舎で,何して4日も過ごすかなあ。前回の帰省で,市内の映画館もほとんど潰れてしまっていて,車でしか行けない郊外のシネコンばかりになっていることが分かったので,映画も観れそうにないし。実家のテレビは屋上のアンテナが壊れているのに,ずっと直してないので,まともに映るのはNHKと地元のTV局(しかも日テレ系)の2局だけ。ウチの親はNHKしか観ない人なのでそれでも困らないらしい。だから,ドラマも観れない。広島時代の帰省は車で帰っていたので,どこにでも行けたが,それも無理。冷静に考えたら,東京に残って溜まったサッカーのビデオとか行けてない映画とかよいかも…とも思うのだが,やはり少しでも旧友達と再会できて遊べることを思えば,それはそれで東京では味わえないことではあるし。相変わらず,無計画で,事前に友達に遊びの予約とか入れてないのが,自分らしいちょいダメなところかなあ。(というか,同い年の友人達は今や良きパパ・ママなので,なかなか独身男と遊んでくれないのだけれど。それがここ5年くらいで顕著になっている悩みかなあ。)

そんなこんなで東京に帰ってきたら,代表のイラン戦生観戦が待っている。そして週末にはJ再開の鹿島戦。バスツアーもなんとか実施される模様なのでひと安心。

あ,今晩10時からWOWOWで『世界の中心で,愛をさけぶ』があるーー。これ観るよな,やっぱり。裏で電車男やら世界陸上やらあるがーー,よし,今晩は『セカチュー』で決まり!

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2005.08.08

コウタ,負傷,全治3週間

コウタが負傷!とな。全治3週間。まずい。コウタこそ,今のウチにとっては替えの効かない選手。.さて,どう穴を埋める?中盤フラットな4-4-2にしてブロックを作って守備重視にするか。シンプルに3-5-2にして,左は捨てて,右一本の攻撃に賭けるか(駒野のコンディションも分からないしな)。いやあ,困った。コウタの穴を埋める(本当に埋めるだけでいい)選手が思いつかない。絶対に負けられない鹿島戦が控えているのに…。関東サポのみなさん,出番です!

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東アジア選手権,韓国対日本,0-1

ヤターー,やっとまともに生テレビ観戦できた。しかも,ジーコはこの試合でも,中国戦のメンバーで行くという。ヤターー!俺的に駒野A代表デビュー!

しかし,冷静に観ると,『韓国(2軍)対日本(3軍)』の対決。スタジアムのバックススタンドがあんなにガラガラなのは韓国の人達はそういうこと分かってのことなのか?それにしても,韓国(2軍)は強いし,速い。完全に日本(3軍)を圧倒。日本は最終ラインでなんとか凌いでいる。阿部・今野のボランチ陣は頑張っているのだが,DFラインからのビルドアップが足りない。ボールを奪っても,前線でキープさせてもらえない。苦しい。本山のところでタメて,両サイドを使いたいが,本山は自分で勝負に行ってはボールを失っている。村井のサイドはたまに上がりをみせるが,駒野のサイドは押し込まれたままだ。駒野,前半は攻め上がる機会ほとんどなし。坪井がアレなので上がれないのかもしれない。頑張れ,駒野,このままでは完全に期待外れだ。土肥の再三の好セーブで何とか失点を防ぐ。前半は韓国にやられっぱなし。韓国の2トップ,速いし,迫力ある。縦パスを裏に放り込まれ,FW(どっち?)に胸トラップ一発で抜け出されたシーンが一番危なかった。土肥に感謝。でも,サンフサポ的には,『下田もあそこは止めるわい』と言いたいところだが…。

後半も,同じような展開。日本はとにかくFWがシュートまで行けない。玉田,外に開いてばかりでボールを引き出す工夫がない。巻もよく走っているのだが。しかし,3軍が2軍に対して破綻せずに善戦している。ジーコ,本当に韓国に勝ちたいなら,機能していない玉田と本山を替えろ。そして,その交代枠は,坪井の負傷退場→中澤というカードから切ることになる。交代を待つ中澤の背中から物凄いオーラが見えた。『格が違う…』,そんな印象。そして,その格が違う選手がピッチに出ると果敢に最終ラインを押し上げる。しかし,韓国の選手は誰も当たりにこない(来れない?)。そして,本山→小笠原。これで中盤でタメがやっと作れるようになる。そのおかげで,駒野もようやく高い位置に張れるようになってきた。行け,勝負だ,駒野~。敵陣深く駆け上がり,CKゲット。そういうのを前半から観たかった。坪井があれでは無理か。この試合で,僕の(代表での)坪井の評価はかなり下がってしまった。一発だけ,スピード活かして,ゴール前で競ってピンチを凌いだとこぐらいか。あの場面は『坪井様!』でした。日本,中澤を起点に右サイドから攻める。前線のこぼれ球,巻が必死で逆サイドまで走り,韓国選手に競り勝ち,CKゲットする。しかし,この時の巻の走りはもう疲れ果ててヘナヘナで,テレビの前で『頑張れ~!』って声出して応援しちゃったよ。さすが『走りすぎても死なない(byオシム)』のチームの男。このシリーズで,巻のことすごく好印象。そして,そのCKを小笠原が蹴り,低い軌道を描いたその先に飛び込んだのは,中澤~~!ゴール~~!キターー,『ジーコ,神!』炸裂。こんな博打が当たっていいのかよ。でも,結果がついてくるところが本当に凄い。負ければ,ボロクソ酷評受けるわけだよ。ただでさえ,この期に及んで『ジーコ嫌い』な人達で世間は溢れているわけだし。それを宿敵韓国戦での勝利という有無を言わせぬ蓋をするわけですな。恐るべし,神の力。それはもはや凡人には理解できぬ遠い世界。ま,なんだかんだ言って勝ったわけで,それはそれ,3軍(最後は1軍と2軍の力を借りたけれども)の大健闘を褒め称えてあげよう。

はい,反省。まず,このDFラインは使えないね。ビルドアップ全然できないもん。阿部と今野,守備で必死って感じになってしまった。この二人からの攻めの展開が観れなかったのも寂しい。ボランチは激戦区だけにたんなる守備の人では物足りない。本山のトップ下,この試合では失格。全然組み立てができなかった。村井はそこそこ。でも,この試合はクロスが少なかったな。彼も元『走りすぎても死なない』戦隊なので,そこらへんでアレックスと勝負してほしい。駒野,この試合の出来では,加地を凌駕したとはとても言えない。守備的になりすぎ。中澤が入ったことで,煌きは見えたが。玉田はこのままでは苦しい。生で観るとその動き出しの鋭さに『モノの違い』を感じるのだが,なにせJで得点していないのが辛い。巻は本当によく走った。しかし,味方が自分を活かしてくれるジェフのようなシンプルな攻撃をしてくれないので,良さが出なかった。

さて,次はイラン戦ですが,このメンバーでいくんだろうか。せめて,DFラインは替えてほしい。阿部&今野コンビにはもう一度チャンスを。FWは今調子がいい選手がいないのが痛い。1.5軍でアウェイのリベンジをしてほしいが,新しい希望をこの目で見出したい気もする。複雑な心境。

さて,久保ですが,今のFW争いを観ていると,久保が普通に90分出場できる状態に戻れば,いつでも代表復帰できる気がする。もう10月の欧州遠征に間に合わなくてもいいや。とにかく本番,本番に間に合えばいい。昨日の中澤の背中に観たオーラを,復活した日の久保にも観てみたい。もう一度,目ん玉飛び出るようなすんごいシュートを見せてくれる日を,日本の勝利以上に期待してるから。リハビリ頑張れよ,真の日本のエースFW。

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2005.08.04

大ショック,その2…

細切れで浅い眠りの時に残る記憶の残像。つけっ放しのテレビから流れてくる声。もう代表の試合は終わっていた。報道ステーションも終わっていて,マシューTVが始まっていた。そして,マシューがゲストを紹介する声。なんと,神木隆之介くんがゲストに(たぶん『妖怪大戦争』の番宣)!うおおお,なんて面白いキャスティングなんだ,マシューTV!俺にとっては代表戦と同じくらい(ホントか?)プライオリティの高い観るべき番組…し,しかし,起きられない。目線を動かすこともできず,テレビの画面すら見れない。また記憶が遠くなっていく…結局また眠りに落ちてしまう。神木くん,なんかゲームとかやっていた記憶の残像が…。うええ~ん,観たかったよお。これは『妖怪大戦争』は絶対に観にいかねば,と心に誓う中年オヤジであった。(てか,オマエ,趣向の方向性,相当に間違っているぞ)…しょぼぼ~ん。

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大ショック…

昨日,仕事をビシバシやっつけ,定時少し過ぎに会社を出る。メシ食っても余裕で7時半にはテレビの前に就けた。まだなでしこの試合をやっている。しかし,仕事頑張ってやっつけたせいか疲れた。ベッドに横になる…なんとそのまま寝てしまった。

…目が覚める。意識が重い。ベッドから起き上がれない。寝てしまったので,コンタクトが乾燥して視界が白くぼやけてテレビの画面がよく見えない。男子の試合が始まっている。日本が画面の右から左に攻めている(前半?後半?)。駒野は,駒野は?…村井がアーリークロスを上げている。…巻がゴール前でGKと競っている…駒野は?む,アナウンスの声,『駒野,駒野~!』…あ,駒野が右サイドを駆け上がっている。クロスを上げる。きれいな軌道を描いてゴール前へ。しかし,誰にも合わない…駒野,頑張れ…。大丈夫,録画予約しているから。朝早く起きて,初めからきちんと観よう。今は起きれそうにない。このまま寝よう…。

3時に目が覚める。今度は意識すっきり。さて,録画を観よう。リモコンを手に取り,タイトル一覧を見る。あ,あれれ?番組タイトルがない。な,なぜ?まさか予約ミス?予約画面を見ると,予約情報がちゃんと残っている。って,残ってるってことは,録画エラーか?試しに日時を変えて操作する。『HDDの残量をオーバーしています。録画できません。』とコメントが出る。な,なに~!昨日,予約した時はエラーコメントなんて出てなかったぞ。またかよ,ふざけるな,この不親切なボロレコーダーめ!

うううう,駒野のA代表デビューの晴れ姿を観れなかったよお~(大泣)。90分出場したらしいじゃないか。せとさんの生観戦記を読むと『まずまずの出来』だったようだ。それだけが唯一の救いか。嘘でもいいから,韓国戦,少しでもいいから出場してくれよ(切願)。

そして今夜は,一生懸命もう二度と観ないであろう番組を片っ端から消去している寂しい僕がいるのでした…。しかし,観ずに溜まっているコンフェデとかワールドユースの試合を片付けないと無理か…しょぼぼん…。

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2005.08.02

駒野,クルーーー!

中国戦のメンバー総入替えをジーコが宣言!.で,ついに駒野がA代表デビュー確定!いよいよ俺達サンフサポが夢みた日が明日に!とにかく加地とのストロングポイントの違いを前面に押し出して結果を残せ。ドイツのピッチに立つのは駒野だと俺達は信じている。しかし,これで勝っちゃったりしたらどうなるんだろう,代表のスタメン…悩め,ジーコ。こういう新しい血を注入するには良いタイミングなのかもしれない。課題のFWの決定力とか,両サイドからの精度の高いクロスの供給とか,少しでもいい方向性が出れば,この博打も良しということか。でも,ドイツのFWは絶対に久保で,久保で,久保で(呪文)…。

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2005.08.01

あいくるしい(最終回)

今更ですが,春クールのドラマの感想です。いろいろあって全然観れてなかったんですが,やっと書けます(と言っても少しですが)。

やはりこのドラマは神木くんのドラマでしたね。ワンクールも『主役』を張る俳優・神木隆之介を観れて本当に幸せでした。神木くんを中心とした『虹色の戦士』は最後まで魅せてくれましたね。本当,子役のコ達,上手すぎ。

でも,最終回はいろいろなエピソード詰め込み過ぎて,時間が足らなかったような気がします。それぞれは,うんうん,と頷けるエピソードだっただけに,これを無理に最終回1回に詰め込まなくても,という気はしました。最後を締めるエピソードが,『家族対抗リレー』だったことにもビックリ。いや,このドラマのテーマである家族の『絆』や『愛』は十分に表現されていたのだけれど,これを締めに持ってくるかと。僕的には『世界を救う』はずの幌が,あの場面でこのドラマの最終兵器であったはずの『涙』を流すのはどうかと。お母さんが目の前で息を引き取った時にも泣かなかった,泣けなかった幌ですよ。その涙は『世界を救う』はずの未来のその時まで取っておいてもよかったような気がしました。

でも,中盤でお母さん(由美:原田美枝子)が死んでしまった(子供達には数々の『命の言葉』を残すのだが)ので,これからどう繋ぐのかと心配してたのだけれど,無事着陸できてましたね。その後すぐにお母さんのそっくりさん,園子(原田美枝子:二役)が出てきてどうなるかと思いましたけど。

豪役の市原隼人は,少年から大人の役者に成長していることをしっかりと魅せてくれたし,みちる役の綾瀬はるかも『セカチュー』から確実に成長してる。神木くん以外のキャラもしっかり立っていて安心して観れました。

僕が最終回で最も感動したのは,東京に行くことになった聖子が乗った電車を,幌を先頭とする『虹色の戦士』達が,それぞれの証のビー玉を空にかざして追いかけるシーン。神木くんの笑顔が最高に良かったです。本当に神木くんには『上手い子役』を順調に(これが実は難しい)卒業して,『上手い俳優』になってほしい。彼にはその天賦の才能が備わっていると信じます。(このノリで『妖怪大戦争』も観にいってしまうのか,中年オヤジの俺)

愛すべき真柴家に最高に,サンクス!

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あらあら…

ユース,予選リーグで負けちゃったよお。こんなんなら,無理してもJヴィレッジに観にいけばよかった。今日のエルゴラに横竹くんが『名手の卵たち』としてクローズアップされていたのだが…。生横竹くんの凄さ,この目で観たかった。高円宮杯では関東に必ず来てね。その日まで楽しみにしてます。その日までということは,まだまだ成長の余地はあるわけで。この期待を裏切らせてはいけません。ゴリさん,『絶対に』よろしく。

代表も北朝鮮に負けてしまった。俺,その時寝てたもん。起きたら,もう後半で,負けてた。サポからして,この気の緩みでは確かにいかんわな。僕的には巻の使われ方,もったいなかったな。さて,あと2戦,ガチで勝ちにいかなければいけないわけで,そういう中で,北朝鮮戦に使われなかった選手をジーコが使うかはひたすら???なわけで…。A代表の駒野が観たいのだが,それはやはり難しいのか。

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