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2005.09.13

宇宙戦争

渋東シネタワー4。スティーブン・スピルバーグ監督。トム・クルーズ,ダコダ・ファニング主演。

港湾労働者のレイ(T・クルーズ)は,ある日,別れた妻から週末だけ息子ロビーと娘のレイチェル(D・ファニング)を預かることになる。その日,激しい雷光とともに,地面の奥底から3本足の巨大なマシーンが現れ,街を焼き尽くしていく。それは,異星人による地球侵略の始まりであった…。

2ケ月前に買った前売り券が手元に残ったままになっていた。あえて他の人のレビューは見ていないが,その評判は耳に入ってくるので,なかなか観にいく気分になれなかった。同じ2時間使うのなら,他に観たい作品が…でも,まあいいか。覚悟を決めて観にいく。

で,感想。スピルバーグ,何考えとるねん。カタルシスの欠片もない作品に大金かけて。全然面白くない,いや,怖くもなかった。自慢のはずのVFXも,最初の車での逃走時に,後方で高速道路がぶっ飛ぶシーンくらいだったかな,驚いたのは。あとは惰性。ひたすら逃げる親子。追ってくる巨大マシーン。緊迫感がないのね。一番怖かったのが,D・ファニング自身が叫ぶシーンだという,とんでもない映画になっていた。トム・クルーズはやっぱり演技下手やね。てゆうか,キャスティングのミスだろう,これは。レイとレイチェルが必死になって,巨大マシーンから逃げて,妻の家にたどり着いたそこには,『異星人と戦う』と息巻いて炎の中に飛び込んでいって行方知れずだったはずのロビーがちゃんと先に帰っているという,わけの分からん間抜けなエンディング。全然,観る側に何を訴えたいのか全く理解不能の不完全映画。真に大金をドブに捨てた作品と言ってよい。

こんな出来栄えの作品で,『スター・ウォーズEP3』に挑もうとしたのか。身の程知らずめ。スピルバーグ,こんな映画撮ってて大丈夫か,と真剣に心配したくなるような作品だった。

あ,最後に,D・ファニングは神木隆之介君を超えて,『世界最強の名子役』だな。完全にトムより演技上手かったもん。VFXよりこっちの方がすげえや。

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Comments

月の風さん,こんにちは。
この作品は,久々に退屈極まりないものでした。もう眠くて眠くて…。お金の無駄遣い。こんなものを大金つぎ込んで作ってしまうハリウッドにも驚き。『スピルバーグ大丈夫か?』と真剣に心配します。
この作品につぎ込んだ大金のいくらかを,D・ファニングのギャラにして彼女を主役に据えた作品を作った方がまともなような気が…。

Posted by: たつし | 2005.09.14 at 10:33 PM

全く同感です。
もうほんとに最悪でした。

Posted by: 月の風 | 2005.09.14 at 10:14 PM

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Tracked on 2005.09.13 at 11:27 PM

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