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2005.10.01

高円宮杯,一次ラウンド,対那覇西高,3-0

仕事を30分切り上げフレックス退社し,夢の島競技場に向かう。早く出たおかげで18時過ぎには競技場につく。札幌対鹿児島実業高の試合の後半の終盤。1-0で札幌が勝っているが,僕が着いてからはほとんど鹿実が攻めている。惜しいシュートもあったが,結局1-0のまま,札幌が勝利する。しかし,なんと札幌のサポが競技場にいる。すげえ。仕事何してる人だろう。そんなこんなで,ウチのチームが出てきて練習後,試合が始まる。

スタメン。GK:金山,DF:中山,槙野,横竹,遊佐,MF:福本,柏木,保手濱,FW:平繁,中野,木原。4-3-3のシステムは去年と同じだ。さて,昨年2冠の王者チームはどう変化したのか。なにせ,マリノスユース戦は渋滞のおかげで最後の20分しか観ていないので,評価のしようがない。ユースの試合を観るのは1年ぶりなので,とにかく背番号を手掛かりに選手達のプレイに注目する。ちなみに,那覇西高のシステムは4-4-2の中盤フラットな形。

前半序盤は,お互い中盤での潰し合い。なかなかFWにボールが入らない。10分を過ぎると,平繁,木原と連続でシュートを放ち,次第にサンフのリズムになる。以降も,サンフFWが次々とシュートを放つも,なぜかGK正面ばかりで止められる。ポゼッションは,完全にサンフ。那覇西高は単発のカウンターでしか押し返せない。サンフFW3人は,いつもどおり頻繁にポジションチェンジし,左から,右からPAへ向けて仕掛ける。しかし,これだけ中盤を支配しているにも関わらず,両SBはほとんど上がらず,守備重視。去年の森脇・大屋コンビが魅せてくれた大きなサイドチェンジによるワイドな展開も観られない。この辺りが,去年のチームとの大きな差だろうか。本来ボランチの遊佐が左SBというのも苦しいわな。それでも,保手濱,柏木,福本の中盤3人からのボールの供給で,FWは一気にシュートに持ち込む。平繁は,去年と比べて運動量が落ちて,動きが少し重くなったな,という印象だが,勝負どころでは相手DFを振り切り,シュートまで持っていってしまうような力強さは健在だ。さすが2年生で10番を背負うだけのものはある。もう一皮剥けてほしいところだ。木原も相変わらずスピード抜群で,ドリブルはキレキレ。こんなに足元の技術があったのかなあ,と成長を感じた。那覇西高は,2トップが小柄で,どうもスピード系らしく,しきりに裏を狙ったスルーパスを通そうとしてFWを走らせるが,懐の深い守備で槙野・横竹コンビがほとんどカットする。僕は,高さや1対1の強さは,去年の藤井の方が優れていると思うが,槙野はとにかくカバーリング能力が絶妙で,ミスをしない。技術も高く,安心して観ていられる。横竹は1年生とは思えないようながっちりしたガタイをしている。本職がCBではないので,このポジションで彼を評価するのは酷だが,とにかくセンスがいい。ポジション取りやチェイシング等,とても1年生とは思えない安定感がある。時折,イージーな繋ぎのパスミスが観られたのが,気になるところだ。もっと足元が柔らかで懐が深いプレイをすると想像していたのだが,今日の出来では少々期待ハズレ。まあ,想像が高すぎたということもある。CBとしてはスーパーではない。前半中盤は,両チームとも停滞気味で,決め手に欠けていた。サンフは中盤のパス回しで相手の守備を崩してからFWにパスを預ける戦法。しかし,那覇西高も,最終ラインでしっかりブロックを作って守っており,なかなか突き崩せない。柏木はとにかく運動量が豊富でかなり広い守備範囲をカバーしているが,去年のような前掛かりになった時の煌くプレイがまだ観られない。そんな中,30分,左サイドからドリブルで切れ込み(誰だったかは判別不能),ゴール前まで突進,混戦となるが,そのこぼれ球を平繁が蹴り込み,ゴール,先制。その後,那覇西高にサンフの左サイドを崩され,フリーで中央へパス出され,中央からゴール前にスルーパス通されて危ない場面も,GK金山,落ち着いてキャッチし,難を逃れる。その後もサンフが攻めるが,どうしてもゴールを割れない。那覇西高の選手は,守備に翻弄されているにも関わらず,カウンターとなると長い距離をよく走る。結構スタミナあるのかもしれない。サンフ,押し気味のまま前半終了。

前半のサンフ,中盤3人とFW3人の連携が今ひとつ。またシュートは撃てているのだが,ことごとくGK正面で止められている。フリーなので落ち着いてコースを狙いたい。FW中野の柔らかく正確なポストプレイと,福本の高い足元の技術,キープ力からの展開が良かった。後半は柏木がもっと攻撃に絡みたい。保手濱は去年より確実にレベルアップしている。技術の高さにフィジカルの強さも出てきた。残念なのは両サイドバックの上がりが全く観られなかったこと。とにかくDF4人でラインを突破されないよう,ガチガチに守っている印象。2バックでも守れていた,去年の藤井・槙野コンビと大きく違うところ。特に今年のトップは両サイドが頻繁に上がってクロスを入れるのが攻めの形になっているので,少し違和感を感じる。

後半,サンフ,メンバー変更なし。那覇西高は,2トップに高さがないので,単純にクロスを放り込んだりしてこない。とにかくスペースに飛び出して足元で勝負といった感じ。しかし,サンフの両CBはよく連携が取れており,絶対に裏を取らせない。しかし,CKからのこぼれ球を拾われ,カウンターを受け,シュートまで持っていかれるが,ゴールマウス右に外れてくれる。助かった。8分,左サイドでボール持った平繁,振り向きざまに強引にDFを振り切り,突破を図ろうとするが,ファールで倒される。これで得たFK,福本が蹴ったボールは低い弾道で,ゴールマウスへ。飛び込んだ槙野がヘッドですらしたボールはゴール右隅に飛び込む。2点目。福本のFKが素晴らしかった。これまでの展開から考えれば,これで安全圏か。なかなかゴールが決まらなかっただけに,セットプレイから得点できたのは大きい。更に18分,中央でボールを持った平繁,フェイントで一人かわすと,やや遠めの位置から迷わず右足を振り抜く。シュートはゴール右隅に突き刺さる。3点目。素晴らしいシュート力だ。これでほぼ試合は決する。以降はサンフが自在に攻める。前半は今ひとつだった柏木も積極的な攻め上がりから決定的なラストパスを供給するなど,持ち味が十分に出てきた。20分,平繁に替わり,江本。保手濱に替わり,野田。那覇西高は,中盤の選手を一人削り,交代でFWの選手を投入し,攻めのテコ入れを図る。しかし,その後もサンフのペースは変わらず。中野,木原が決定的なシュートを放つも決まらず。33分,中野に替わり,古本。この後,木原が中央ドリブルでPAにカットイン,GKと1対1になり,これをかわしシュートを放つもゴール前にカバーに入ったDFにクリアされる。更にその跳ね返りを木原が再度シュートするが,またもDFにブロックされる。惜しい。これ以降はサンフの一方的な展開。中盤からDF裏へのスルーパス連発で決まり,那覇西高のDFラインはほとんど崩壊状態。42分,中央でボール持った柏木が目の前のDFをフェイントでかわしながら,ループシュート。わずかにクロスバーの上。惜しい。柏木がシュートする場面も観られるようになった。那覇西高,サンフの猛攻に足が止まる。ほとんどサンドバック状態。このままタイムアップ。3点目入ってからは,一方的な展開で完勝。前半の何度もあった決定機のシュートが何本か決まっていれば,もっと大差がついた試合。圧倒的にサンフの方が強かった。これで,グループ2位が確定。決勝トーナメント進出が決まる。

今日の最大の収穫は,2得点の平繁よりも福本だな。とにかく視野が広く,技術もあって展開力が抜群。今日はどちらかというと,柏木王子が潰し役で,彼が中盤のコンダクターだった。あんなに人に強くてスピードも技術もある遊佐をSBに追いやるのも納得の出来。サンフって,ユースも中盤はタレントが豊富なのね。

課題は両サイドバックからの攻め上がりが全くなかったことかな。去年の二人が,高校レベルではスーパーすぎたのかもしれないが,これが加われば,3トップがもっと活きる。更なるレベルアップを期待。

平繁がもっとスーパーになっていると思ったのに,去年より走れてないのには少しがっかり。ま,それでも2点獲ってしまうところはさすがなのだが。期待しているのだぞ,頑張れ。

横竹はこのままCBなの?今日観た限りではDFではスーパーなものを感じなかった。そつなくこなしている感じ。せっかくの大器を,チームの事情(他に横竹を超えるCBがいない)で将来の芽を摘んでしまう恐れはないのかと不安でならない。いや,単にFWの横竹を観てみたいってだけの意見でもあったりする。

さて,ラウンド16の対戦相手はどこになったのかな。この大会の速報って,どこのサイトを見ればいいんだろう。ぐぐってみたけど,見つけられなかった。ま,グループBの面子を見れば,ここの2位ならなんとか勝てるのではないかと。行きますよ~,『しらこばと』。本当,どうやって行くねん。とりあえず電車だと面倒そうなので,また車で行こうと思う。今度は午後の試合だし,渋滞考慮して早めに出発しよう,っと。

今日,僕の前には,ユースマニアとおぼしき20前後の女の子5人組が観戦していた。選手の顔も名前もばっちり把握してて,ユースなのにその熱の入れようはすごい,と感じてしまった。恐るべし,サンフユースの人気。実は強いだけに,全国的にはトップより人気あるかも。そういう自分も,どこにあるかも分からない謎の競技場まで応援に行こうとしているのだが。カーナビ君で検索できますように。あ,もちろん,この応援は,10月10日の埼スタでの決勝まで続くつもりでいますので,ゴリさん,サワケン,選手達,そこのところよろしく。

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Comments

bilikenさん,ご指摘どうもありがとうございました。
競技場での得点アナウンスがよく聞こえてなかったので,勘違いしてしまいました。

本当の3点目は,左サイドに開いた野田?が逆サイドにパス,このボールを受けた中野がフェイントでDFかわし,シュートし,ゴールしたものでした。4点獲ったのに,僕はここで電光掲示板を見て3-0となっていたので,こっちのゴールがノーゴールかと思いこんでしまったのでした(汗)。

サイトも教えていただいてありがとうございます。ここ,かなり下の方まで見てやっと結果が出てくるんですね。気付けてよかったです。
これからもよろしくお願いします。

Posted by: たつし | 2005.10.01 at 08:44 PM

こんにちは。たつしさん。
はじめて書き込みさせていただきます。
いつもこっそりのぞいている、サンフ好きの中年のおっさんです。
昨日のユースの試合に私も生観戦しておりましたので、ちょっと訂正を。
3-0の勝利でしたが、たつしさんが書かれている2点目の槙野のゴールはファウルを取られてノーゴールでした。私もきれいに決まったと思ったのですが・・・。
2点目は平繁のミドル、3点目は左サイド(誰だか忘れましたが)からのファーのクロスを中野が落ち着いて決めました。
昨日は福本の方が、柏木よりキックの精度は上だったと思いました。
あと、2日の相手は大分Yに決まりました。
私は明は「しらこばと」までいけそうにないので、私の分まで応援お願いします。

ちなみに、大会のサイトは、↓ここです。
http://www.jfa.or.jp/game/2/05PTU18Schd.html
観音も決勝トーナメント進出です!

Posted by: biliken | 2005.10.01 at 01:09 PM

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