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2009.02.16

レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで

広島スカラ座。サム・メンデス監督。レオナルド・ディカプリオ,ケイト・ウィンスレット主演。

すいません,いきなりネタバレで始まります。


なんじゃ,この作品は。延々醜い夫婦喧嘩を2時間観せられてもううんざり。旦那の立場,奥さんの立場,それぞれ言い分があって,男女で受ける印象は全く違うものと思われる。僕は,甘いと言われようが,旦那のフランクの肩を持つ。それくらい妻のエイプリルのわがまま(と言い切るのは酷か)は度を越えている。

この夫婦の悪いところは冷静に話し合えないところだ。すぐに喧嘩になっていまう。お互いを思いやる気持ちに欠けているのだ。例えば,エイプリルは妊娠したのにも関わらず,飲酒喫煙を止めないし,それを横目で見ているフランクは咎めもしない。つまり二人とも『最後は中絶すればいい』と考えていたのだ。そこにはもう愛はない。あのような結末になって当然とも言える。

しかし,フランクが正しいのかと言えばそれは違う。言わなくていいことまで言ってしまう。自分の浮気のことを正直に話して自分を正当化し,許しを乞うなんていうのはどう考えてもおかしいし,最後の喧嘩のトドメの一言はもっと救いがない。最悪なのは,フランクが自分の過ちに気付いてないことなのだ。

一方,エイプリルの方もなぜあんなにパリ行きに拘る のか,それで何が変わると考えているのかさっぱり理解できなかった。そこには自分の主張しかなく,夫を理解しようとせず,妻であること,母であることをおざなりにしており,やはり共感はできない。

なんか救いのない作品だった。鑑賞感悪し。

最後にケイト・ウィンスレットの演技が誉め称えられているが,ディカプリオの演技もなかなかだったと思った。ただ,今回の役をやるには,ディカプリオはやや童顔過ぎたかもしれない。

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