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2009.03.16

ダウト~あるカトリック学校で~

サロンシネマ1。ジョン・パトリック・シャンリィ監督。メリル・ストリープ,フィリップ・シーモア・ホフマン主演。

主演二人の火花散る猛烈な演技対決が最大の見せ場の作品。終盤の二人の対決のシーンは舞台演出の要素を取り入れ,迫真のものとなっている。この対決の演技だけでも観応えたっぷりだ。

ひとつの小さな疑惑が人の心を支配していく様を説得力たっぷりに魅せてくれる。それは本当に疑惑なのか,それとも事実なのか。その答えが最後まで明かされないところがまたいい。ラストの締め方がまたいかにも舞台的で良い。最後まで謎めいた台詞で魅せてくれた。

僕がこの映画で凄いと思ったのは,シスター・アロイシス(メリル・ストリープ)と黒人生徒の母親(ヴィオラ・デイヴィス)の対決のシーン。『私には分かるのです』と自分の疑心を正として主張をガンと曲げないアロイシスの怖さとそれに屈しない母の強さ。本当に観応えあった。

この映画ではカタルシスは得られない。それは『疑惑』の謎が明かされないからだ。それでも,いい作品を観たと満足感を得られる。全ては主演二人の迫真の演技と出来の良い脚本,演出の妙のおかげだ。

果たしてフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は白か黒か?あなたはどちらの結論にたどり着いただろうか。

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