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2011.01.31

2011年1月第5週の映画超簡略レビュー

『ソーシャル・ネットワーク』…★★★★
2回観た。1回目観た時の評価は★★★だった。評価が上がったのはやはり時代の最先端を描いているということ。facebook創設時の秘話を縦軸に,利権に絡む訴訟問題を横軸に話は進むのだが,2回観てその構成が抜群に上手いことに気付く。

『ヘヴンズストーリー』…★★★
ものすごく期待して観たのだが,出来栄えは至って普通。感動できる話でもなし,説得力も今ひとつ。4時間38分飽きさせずに見せるのはそれなりに評価したいと思うが,それほど頭抜けた作品でもない。主要人物の心理描写が甘いと言わざるをえない。

『白いリボン』…★★
何が伝えたかったのか,全く理解不能の作品。ただただ暗く,救いのないストーリー展開に正直退屈。事件の犯人もはっきり分からないし,消化不良が残る。なぜこの作品がパルムドールなのか,理解に苦しむ。どこを良いと評価していいのか,自分でもよく分からない。

『白夜行』…★★★★
原作は読んでないが,それなりに面白く,楽しめた。ただ,謎解きに筋道がなく,いきなり老刑事の独白で明かされるのは少し芸がないと感じた。堀北真希は頑張っていたが,もう一歩足りない。映画でこれくらい普通に面白いのだから,原作は相当面白いんだろうなあ。

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2011.01.26

2011年1月第4週の映画超簡略レビュー

『その街のこども』…★★★
阪神淡路大震災を経験し,その後上京し,成人した二人の男女が新神戸駅で出会う。そこから始まる一晩のロードムービー。夜の闇の中,歩き続ける中で次第に明らかになるお互いの震災による心の傷。複雑な心情を森山未来と佐藤江梨子が等身大の演技で魅せる。

『グリーン・ホーネット』…★★☆
痛快アクションムービーを期待して観たのだが,やや肩透かし。主人公二人が喧嘩ばかりして纏まりがないのが鼻につく。アクションでワクワクもできなかったし,コメディーでもないし…。評価が難しい。時間の都合で3D版を観たけど2Dで全く問題無し。

『デュー・デート』…★★★☆
これは僕が苦手なロードムービーながら,なかなか面白いコメディーに仕上がっていた。全く期待してなかったので,逆に好感が持てた。主役二人のかけあいがアンバランスで笑える。ま,こういう題材で映画1本作ってしまうのはアメリカのスゴイところかも。

『酔いがさめたら,うちに帰ろう。』…★★★★
浅野忠信が安定感のある演技でアルコール依存症である主人公を演じ,ひと皮むけたと思わせる演技でさりげなく魅せる。永作博美も好演。ラストシーンの海辺の家族の幸せがひと時のものと思わせる切ない演出が渋い。家族愛を考えさせられる。


『酔いがさめたら,うちに帰ろう。』は,これから公開される『毎日かあさん』との比較の意味でも是非観ていただきたい。横川シネマへGO!!

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2011.01.18

サンフ,新ユニ予約完了

久々にサンフネタです。

土曜日にVポに行って,新サプライヤーのナイキ様の新ユニを予約してきた。最初はオーセンティックモデルにしようかと思ったんだけど,売り場の係の人が『2,3回洗濯すると破れるかもしれない』と説明しているのを聞き,急遽,普通のレプリカに変更。あまり伸縮しない生地と聞き,サイズもふた回り大きいXLにした。今考えると記念にオーセンティックも買っておけばよかったかも。オーセンティックは二日で売り切れたらしいので,ちょっと残念。

でも,もっと残念なのは,新ユニが『赤紫メイン』になっていること。サンフの紫って,『青紫』じゃなかったのかよーって。持ってる服はみんな青紫か紫紺だよ~(泣)。赤紫は好きじゃないのに…。コンフィットTシャツとかも赤紫になるのかな。微妙~。でも,携帯サイトに出てたトレーニングウェアには少し興味あり。実物観たいなあ。それでも紫とは無縁なんだけど…ナイキ様,どうよ?

いろんなグッズも『赤紫』になるんだろうか。それはちょっと困るな…。

分かっていることは,今年はグッズ関係で相当突っ込むことになりそうだということ(笑)。是非ナイキ様の世界的センスでカッコいいの,よろしくお願いします!!

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2011年1月第3週の映画超簡略レビュー

『100歳の少年と12通の手紙』…★★★★☆
なんという心洗われる素晴らしい物語。死を目前にした少年オスカーと複雑な過去を持つローズが過ごす奇跡のような12日間で人生を駆け抜けるオスカーの精神的成長物語に素直に感動。人生の喜怒哀楽,悲喜交々の全てがこの作品の中にある。

『僕と妻の1778の物語』…★★★
竹内結子好きで『僕』シリーズ好きの僕でもこの程度の評価だ。草なぎ君は頑張っていたのだが,この作品の竹内結子はあまり良くない。感動ストーリーもやや脚本の詰めが甘く,上滑り。映画じゃなくて2時間ドラマだったら良かったのに。映画化失敗か。

『乱暴と待機』…★★★★
主役4人の異色のコラボで魅せる超変態ムービー。4人共明らかに『変』な役柄を十二分に表現。これぞミニシアター系のB級映画。『僕と妻の1778の物語』とは対局にある作品。でもこちらの方が圧倒的に面白い。ただ何回も観たくはない不思議な作品でもある。

今週は3本しか観れなかった。来週の土日は2本しか観れそうにないので,平日で2本くらいは観たいな。

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2011.01.11

2011年1月第2週の映画超簡略レビュー

『信さん 炭坑町のセレナーデ』…★★★
炭坑の島で暮らす人々の悲喜交々を丁寧に描いた作品。登場人物がいずれも良心的で,素直に感情移入できる。昔はこういう人情味に溢れる時代があった。懐かしい思い出。石田卓也が素晴らしい存在感で良かった。主役の小雪の心理描写がやや不足か。

『ソフィアの夜明け』…★★☆
東京国際映画祭でグランプリ,最優秀監督賞,最優秀男優賞の3冠を獲得した作品。物凄く楽しみにして観たのだが,作りが純文学的で一般向きに『面白い』という作品ではなかった。不思議と鑑賞後に何の感動,カタルシスも残らない作品で評価が微妙だ。

『抱擁のかけら』…★★★★
この作品全体の持つ独特の雰囲気が好き。ペネロペ・クルスがキャリア絶頂とも思えるような美しさをスクリーンに焼き付ける。言葉では表現し辛い情熱の純愛の物語。人は独りでは生きていけないことをいろんな意味で考えさせられる。主人公の人生の再生に共感。

『アンストッパブル』…★★★★
暴走機関車のド迫力で魅せる,魅せる。その迫力に思わず席から前のめりになるほど。撮影技術に脱帽。主人公達のサイドストーリーも絶妙な味付けで,ただのパニックムービーになっていないところも良い。手堅い作りで第一級の娯楽作に仕上がっている。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』…★★
とにかく暗い話で,ファンタジーっぽくなく,途中で飽きて中盤部分は寝てしまった。ハリポタシリーズってこんな話だったっけ。様々なエピソードがぶつ切りに放り込まれている印象で継ぎはぎだらけ。まあなんだかんだ言いながら,最終章は観るけど。


『アンストッパブル』はデートムービーにオススメです。

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2011.01.06

『ノルウェイの森』二回目鑑賞雑感

一回目の鑑賞後は本当に『がっかり』という言葉がぴったりだった。あまりにも登場人物のキャラ付けのための決定的なエピソードをはしょり過ぎで,登場人物に全く感情移入できないという異常事態に陥ってしまった。原作を前日までに再読して万全の態勢で臨んだのが逆効果だったようだ。

僕はこの作品は『どんなに駄作でも3回観る』と宣言した。いわば自分に課したノルマだ。

で,今日はできるだけニュートラルに,『許し』の心を持って二回目の鑑賞に臨んだ。突撃隊の個性的なエピソードのカットも許そう。永沢さんがただの色ボケ女たらしに描かれているのも許そう。緑はあんなぼそぼそ喋らないと思いながらそれも許そう。直子がややヒステリックに描かれているのも許そう…。

それでも,それでも,レイコさんのキャラ付けが圧倒的に不足しているのだ。だから,ラストでレイコさんがワタナベに突然『私と寝て』とお願いするシーンにはもう苦笑するしかない。二人の楽しい『お葬式』もないし,ノルウェイの森も関係ない。これでは原作を読んでない人はレイコさんの人格を疑ってしまうのではないか。

二回目を観てもこの作品の評価は変わらない。この作品は『ノルウェイの森』という原作の2時間14分のプロモーションシネマである。そこには何の感動もカタルシスも存在しない。

さて,3回目,僕は観に行くだろうか。正直今回で挫折した。この作品を3回観る時間があったら,他の作品が観たいと思う。それくらい今回は集中して観た。

画と音楽はとてもセンスが良い。でも,ただそれだけ。これは原作『ノルウェイの森』とは全く違う別物と考えた方がやはり正解だろう。

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2011.01.05

2010年個人的映画ベストテン

このブログ始めて,年間ベストテンなんて書くのは初めて?(2回目かも)

さて,2010年に広島で僕が観た映画から選ぶ年間ベストテンはこちら!

第1位:『インセプション』
一番ハマった作品。その奇想天外な発想にKOです。

第2位:『ジュリー&ジュリア』
一番観てハッピーになれた作品です。

第3位:『バーレスク』
アギレラワールド炸裂の圧倒的迫力と説得力に超感動。

第4位:『アイガー北壁』
人間の命の尊厳を極限の冬山を舞台に描く圧倒的迫力。

第5位:『告白』
2010年の邦画で一番衝撃的で観応えがあった。

第6位:『必死剣鳥刺し』
時代劇の王道。ラストシーンの迫力・気迫に圧倒される。

第7位:『武士道シックスティーン』
第一級のエンターテインメント作。鑑賞感が心地よい。

第8位:『書道ガールズ』
心温まる鑑賞感は『武士道シックスティーン』と双璧の出来。

第9位:『インビクタス』
手堅くも,実話を感動作に仕上げた仕事ぶりに脱帽。

第10位:『今度は愛妻家』
切ないラストに相反して心温まるなかなかの佳作。


下半期はあまり作品の数がこなせなかったので,上半期の作品が中心になってしまいました。
こういう順位にしたけど,2010年一番映画館に通っていて良かったと思うのは,『ジュリー&ジュリア』と『アイガー北壁』に出会えたこと。特に後者はバルト11で短期間・小規模でしか上映されておらず,観られた方は少ないはず。隠れたなかなかの佳作です。
そして,なんと言っても『インセプション』です。セルDVDを滅多に買わない僕がDVDを購入した珍しい作品になりました。何度観ても飽きない,楽しい。大満足の1本です。
2010年の最後に観た『バーレスク』が堂々のベスト3入り。バルト11で観たのですが,八丁座でサントラCDを買ってしまうくらいハマりました。

さて,2011年はどんな作品に出会えるかな。今から楽しみだ。

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2011.01.04

年末年始の映画超簡略レビュー

『バーレスク』…★★★★★
ミュージカル嫌いのこの僕が絶賛せざるをえない程,素晴らしい出来栄えの作品。クリスティーナ・アギレラの歌とダンスの迫力が圧倒的で,スクリーンにぐいぐいと引き込まれる。一人の女性としての成長物語としても手堅い作りとなっており飽きさせない。

『最後の忠臣蔵』…★★★★
クライマックスシーンでは映画を観て久しぶりに泣いた。泣いたから良い作品という訳ではないが,それくらいしっかりと作り込まれており,鑑賞に十分に値する作品。赤穂浪士四十七士討入の影に隠されたもう一つの物語。義と愛が詰まった作品。ラストが切ない。

『ノーウェアボーイ』…★★☆ 
ジョン・レノンのデビュー前の若き日の物語。きっとリアルビートルズ世代にはツボにハマるんだろうなあ。でも、正直ジョンの心情の描き方が中途半端で感情移入が難しかった。自分を捨てていった母親に対する複雑な感情というものが上手く描けてなかった。

『十三人の刺客』…★★★ 
最後の忠臣蔵を観た後で観るとこうい評価になってしまう。役所広司もあっちの方が断然良かった。ただの延々と続くチャンバラに終わってしまっており、なぜ命を懸けてまで戦うのか、というところの描き込みが不足しているから、最後も感動できずに終わった。

『ロード・オブ・ザ・リング~旅の仲間たち』…★★★★ 
公開時には少し欲求不満に感じたこの作品もSEE版となるともうお腹いっぱいという感じ。様々な複線がきちんと整理されて描かれており、仲間達の個性も魅力たっぷりだ。この作品の土台があるからこそ、次へのへの感動に繋がる。

『ロード・オブ・ザ・リング~二つの塔』…★★★★★ 
文句なく5つ星。この作品のヘルム渓谷での大迫力の戦闘シーンが大好き。素晴らしいVFX技術に脱帽。SEE版では更に細かい部分が補足されていて、4時間近い長さを全く感じさせない。本当に素晴らしい。SEE版を観るべき。

『ロード・オブ・ザ・リング~王の帰還』…★★★★★ 
SEE版は4時間超の超大作。それでも全然退屈することなく、物語にぐいぐい引き込まれる。ここでは戦闘シーンも凄いが、なんと言っても、フロドとサムの主従愛に超感動。涙無くしては観られない。これもSEE版を観るべき作品。


今年の新年は,八丁座でのフィルムマラソンで迎えました。今年も良い映画に巡り合えますように!

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